中国はロシアのエネルギーおよび商品企業への新規出資や株式追加取得を検討している。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。ロシア国営ガス会社ガスプロムやアルミニウム大手ルサールなどが念頭にある。 非公開の協議だとして匿名を要請した関係者によると、中国政府はロシア企業・資産への投資機会があり得るかについて、中国石油天然ガス集団(CNPC)、中国石油化工集団(シノペック)、中国アルミ(チャルコ)、中国五鉱集団などの国有企業と協議している。中国はエネルギーと食糧の安全保障確保を進めており、取引が成立するとしても中国の輸入を強化するためで、ロシアのウクライナ侵攻に支持を示すためではないと、この関係者は説明した。 協議は初期段階で、取引は成立しない可能性もあると、関係者は語った。別の関係者によると、中国とロシアのエネルギー会社の間で協議が始まっているものもある。 CNPCとシノペックの広報担当者はコメ
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