米国務省のプライス報道官は11日の記者会見で「米国は台湾の独立を支持しない。公の場でも非公式の場でも明確に表明している」と述べ、米国の台湾政策には変更がないと改めて強調した。 同省がホームページで公開している米台関係に関する情報をまとめた「ファクトシート」を先週更新し「台湾の独立を支持しない」との文言が削除されたため、中国外務省の趙立堅報道官が10日の記者会見で反発していた。 プライス氏は、中国が台湾への軍事圧力を強めていることについては「挑発的な活動に懸念を表明している」とし、台湾の防衛支援を続ける考えを示した。(共同)