この前ネット上の記事で、「課金」という言葉を自分がお金を払う意味で使う人がいる、という話を読んで、へえそうなのか、と驚きました。その少し後で、実際にそういう使い方がされているのを見かけて、本当なんだなと思った次第です。 「課金」を辞書で引くとこう記されています。 かきん【課金】料金を負わせること。また、その金。 (「広辞苑」第六版) かきん【課金】料金を課すること。また、その金。 (「大辞林」第二版) 例えば「基本機能を無料で提供して高度な機能に課金するビジネスモデル」という言い方には違和感がないでしょう。ここで「課金する」というのは機能を提供する側が料金を徴収することをいっているわけです。 この課金という言葉の意味が逆に理解されることが最近あるようだということです。この例文で言えば、高度な機能に利用者がお金を支払う行為を指して「課金する」ということになります。もちろんこれは誤用になります