フィギュアスケートの全日本選手権は26日、来年3月の世界選手権(中国・上海)の最終選考会を兼ねて長野市のビッグハットで開幕した。男子ショートプログラム(SP)で、3連覇を狙うソチ五輪金メダリストの羽生結弦(ANA)が94・36点で首位に立った。 ソチ五輪5位の町田樹(関大)が、90・16点で2位。日本男子3人目のジュニアグランプリファイナル王者となった17歳の宇野昌磨(愛知・中京大中京高)が、85・53点の3位と好発進した。 11月のNHK杯を制した村上大介(陽進堂)が81・28点で4位。グランプリファイナル5位の無良崇人(HIROTA)は4回転ジャンプで転倒し、78・54点で5位発進。4年ぶりの優勝を目指す小塚崇彦(トヨタ自動車)もジャンプの失敗が響き、72・39点で6位と出遅れた。 男子フリーと女子SPは27日に行われる。