アメリカでロングコビットと呼ばれるコロナの後遺症によって職場が人手不足に陥るなど社会への影響が報告されました。 アメリカのシンクタンクブルッキングス研究所は24日、コロナの後遺症が社会に与える影響についてレポートを出しました。 18歳から65歳のアメリカ人およそ1600万人がロングコビットと呼ばれるコロナの後遺症を示していると推定し、後遺症の影響で仕事から遠ざかっている人が200から400万人いるとしています。 これによってアメリカの労働力がおよそ1.8%減り、およそ23兆円の収入が失われているということです。 ロングコビットは、数カ月間続く後遺症を指していて、息切れ、疲労感、認知神経への影響が含まれます。 職場の人手不足や介護が必要な人への影響など大きな社会問題になっています。