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2011年6月25日のブックマーク (1件)

  • [2]幹線ケーブルが不通になったISPも

    前回見たように、インターネットは通信の混雑に強い。しかし、通信機器やケーブルの被害に対しては意外に脆い。インターネットは光ファイバーや銅線といったケーブルと、データを転送するルーターを組み合わせたものにすぎない。ケーブルが切れたりルーターが故障してしまうと、当然のことながら通信できなくなる。 まずはインターネットの構造を見ていこう。インターネットはインターネット接続事業者(ISP)のネットワークを、互いに接続して構成した巨大なネットワークである。ISPのネットワーク構造は事業者によって異なるが、おおむね図1のような構成であると考えていい。東日大震災では幹線ケーブルやアクセス網とその設備に物理的な損壊があった。 東日は東京、西日大阪に、ISPのネットワークの中心となるNOC(ネットワーク・オペレーション・センター)があり、各県(または各地域)ごとに県(地域)の中心となるアクセス・ポイ

    [2]幹線ケーブルが不通になったISPも