新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、移動中にもテレワークをしたいという乗客のニーズに応えようと、JR東日本は東北新幹線に通話やテレビ会議ができる専用車両を設けて、1日から実証実験を始めました。 「新幹線オフィス」と銘打ったこの実証実験は、JR東日本が1日から東北新幹線で行っています。 1編成当たり専用車両が1両設けられ、ノートパソコンなどを使って通話やテレビ会議をすることができます。座席の間隔が1席ずつ空けられているほか、車内に取り付けられた特殊なスピーカーから音を出すことで、周囲に会話の内容が聞こえにくいようにしています。 1日は早速、仙台から東京に出張する大学教授がこの車両を利用し、スマートウォッチを使って打ち合わせに臨んでいました。 この男性は「これまで移動の間、テレビ会議などの予定を入れないようにしてきたが、これで効率的かつ快適に仕事ができるようになった」と話していました。 この