Google日本法人は7月10日、日本でAI人材の育成やAI活用の促進を図るプログラム「Google AI for Japan」を発表した。人材育成プログラムやAIツールの提供、研究の知見共有などを通して、企業の抱える課題や社会問題の解決につなげる。 AI人材の育成支援では、同社の東京オフィスにいるAI研究チームと共同研究できるフェローシップやインターンシッププログラムを提供。また同社は4月から無料のオンライン教材「Grow with Google」を公開しており、AIを学びたい人は誰でも利用できる。 AI研究者向けに助成金も用意した。今回は、国立情報学研究所や京都大学などに所属する6人の研究者が、それぞれ5万ドル(約500万円)を受け取るという。 Googleが公開するオープンソースの機械学習ライブラリ「TensorFlow」は、日本国内でも活用事例が増えている。例えば、福島県南相馬市で