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ブックマーク / dhbr.diamond.jp (54)

  • 「PURPOSE(パーパス)」関連論文 | リーダーシップ|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

    『DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー』では毎月、さまざまな特集を実施しています。ここでは、最新号への理解をさらに深めていただけるよう、特集テーマに関連する過去の論文をご紹介します。 2019年3月号の特集タイトルは「PURPOSE(パーパス)」である。 自前主義の価値創造には、もはや限界がある。ただし、価値の共創を実現するのは容易ではない。外部の経営資源(ヒト・モノ・カネ・チエ)は、単に報酬で動いてくれるわけではなく、自分の貴重な資源を投じるにふさわしい相手であるか、意義ある協働ができる存在なのかが問われている。ミレニアル世代や優れた才能を惹き付けるためにも、組織の「パーパス」を掲げ、外部に積極的に発信すべき時代がやって来た。 ネスレ日本代表取締役社長兼CEO高岡浩三氏へのインタビュー「経営者の仕事はパーパスを提唱し、実現すること」では、ネスレがなぜパーパスに着目したのか、それ

    「PURPOSE(パーパス)」関連論文 | リーダーシップ|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー
  • 組織の創造性を高めるマネジメントとは何か テレサ・アマビール ハーバード・ビジネス・スクール名誉教授 | HBRセレクション|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

    『Harvard Business Review』を支える豪華執筆陣の中で、特に注目すべき著者を毎月1人ずつ、首都大学東京名誉教授である森博行氏と編集部が厳選して、ご紹介します。彼らはいかにして現在の思考にたどり着いたのか。それを体系的に学ぶ機会としてご活用ください。2019年2月の注目著者は、ハーバード・ビジネス・スクール名誉教授のテレサ・アマビール氏です。 化学の分析手法を社会心理学に応用する テレサ・アマビール(Teresa M. Amabile)は1950年にニューヨーク州バッファローで生まれ、現在68歳。ハーバード・ビジネス・スクール(HBS)のベーカー財団およびエドセル・ブライアント・フォード記念講座名誉教授である。HBSでは起業家マネジメント・ユニットに所属し、組織の創造性や組織人のモチベーション、組織革新に関するマネジメントのあり方を社会心理学の面から研究してきた。これま

    組織の創造性を高めるマネジメントとは何か テレサ・アマビール ハーバード・ビジネス・スクール名誉教授 | HBRセレクション|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー
  • コレクティブ・インパクト実践論 企業と社会の利益は一致する | 戦略|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

    特定の社会課題の解決や新しい社会のビジョン実現を、どのようにしたら意図的に起こせるのか。その方法論を示した「ソーシャルイノベーション」(社会変革)の分野がいま、NPOや公的セクターだけでなく、企業からも注目を集めている。社会課題の解決を目指すことで、企業の社会的責任を果たせるだけでなく、成熟した市場において新たなニーズを発見できたからで、経済的な価値の創造へとつながるのだ。稿は、ソーシャルイノベーションの系譜をたどりながら、企業とNPO、行政などが共通のアジェンダを設定し連携して課題解決に当たる、新たなアプローチ「コレクティブ・インパクト」の実践方法を提示する。 『DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー』2019年2月号より抜粋版をお届けする。 なぜいま、ソーシャルイノベーションなのか 街中や駅前で『ビッグイシュー日版』という雑誌を販売する人の姿を見たことがあるだろうか。これは

    コレクティブ・インパクト実践論 企業と社会の利益は一致する | 戦略|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー
  • 「男性性を競う文化」が組織に機能不全を招く | HBR.ORG翻訳マネジメント記事|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

    違法行為、いじめ、ハラスメント……組織の健全性が低下していることを示すニュースは後を絶たない。筆者らは、その根原因は「男性性を競う文化」にあると指摘する。男性性を競う文化とは何か。それはいかなる弊害を生み出すのか。記事では、そうした文化を変えるための2つの具体的なアクションまでが示される。 ウーバー、ナイキ、CBS――昨今の暴露記事では、不正やいじめ、セクハラがはびこり機能不全にも思えるような職場の様子が明るみに出ている。 たとえば、2017年にスーザン・ファウラーがウーバーについて書いたブログでは、みずからが繰り返しハラスメントを受けた記憶だけでなく、彼女が「ゲーム・オブ・スローンズ」(王座争い)と表現する環境について詳述されている。そこではマネジャーたちが、出世のために同僚を出し抜き妨害しようと努めていたという。 『ニューヨーク・タイムズ』紙の調査記事は、ウーバーについて次のように

    「男性性を競う文化」が組織に機能不全を招く | HBR.ORG翻訳マネジメント記事|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー
  • 業績不振のニコンが探し当てた意外な「救世主」 | HBR.ORG翻訳マネジメント記事|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

    約2年前のニコンは、株価が解散価値を下回るという経営不振に喘いでいた。しかし、戦略的IRマネジメントの導入を機に全社的な構造改革を断行。約1年で株価が35%上昇するという成果につながった。 市井 茂樹(いちい・しげき) ベイン・アンド・カンパニー パートナー 一橋大学法学部卒業、コロンビア大学経営大学院修士課程(MBA)修了。三菱商事、ボストン・コンサルティング・グループを経てベインに参画。17年以上にわたり、テクノロジーを中心とする様々な業界において、事業ポートフォリオ改革、株主価値向上、デジタルマーケティング、営業改革・生産性向上、買収・合併(M&A)、買収後の経営統合(PMI)といったコンサルティング活動に携わっている。コーポレートファイナンスや新興国戦略に関連する経験も豊富。 多くの企業は、インベスター・リレーションズ(IR)を一方通行の活動ととらえている。通常は自社の内在価値を伝

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  • 大企業のイノベーションを阻む5つの要因 | イノベーション|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

    大企業の多くがイノベーションの重要性を謳っているものの、実際に変革を果たした企業はどれほどあるのだろうか。「イノベーション」は唱えるだけで叶う魔法の呪文ではない。それを実現するには、社内政治や縄張り意識のように、現実的に乗り越えなければならない壁がある。記事では、経営幹部への調査に基づき、特に大企業でイノベーションがうまくいかない5つの要因を紹介する。 唱えるだけで、会社全体が発明の才にあふれ、クリエイティブになり、起業家精神を発揮する。「イノベーション」という言葉はハリー・ポッターのような魔法の呪文……ではなかった。 いまやこの言葉は、CEOから従業員や金融アナリスト向けのメッセージに使われ、シリコンバレーの研究所の入口に掲げられ、役職にもなっている(今年になって倒産した玩具量販店のトイザらスにも、一時は「イノベーション担当役員」が存在した)。だが実際には、企業文化や事業戦略、社内政治

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  • フェイスブックの人事リーダーが明かす、社員が離職する真の理由と対処法 | リーダーシップ|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

    上司への不満がなくても、社員が離職に至るのはなぜか。フェイスブックが自社を対象に行った調査から、人が仕事に何を求めているのかが判明した。記事では、有能な人材を会社に留めるべく、彼らの要望に沿った職務設計を実現するための3つの方法が示される。 人は仕事がイヤで会社を辞めるのではなく、上司に愛想をつかして去るのだ、という格言がある。 筆者ら(フェイスブックのマネジャーを含む)も、この言葉を幾度となく耳にしてきた。ゆえに、フェイスブック従業員の離職理由を追跡し始めた当初は、まず間違いなく上司が原因であろうと考えていた。 だが、従業員エンゲージメントに関するアンケート調査の結果は、それとは異なる実情を物語っていた。会社側が留めたい人材が結局辞めてしまう場合、その原因は上司ではなかった――少なくとも、我々が想定していたような理由ではなかったのである。 もちろん、人は悪しき上司の下にいれば会社を辞め

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  • 業務プロセスを自動化する前に、何をやるべきかをまず見極める | 戦略|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

    いま、ロボットによる業務プロセスの自動化が進んでいる。この技術を導入する際、単なる自動化で終わらせるか、プロセスの変革を実現するかという分かれ目がある。その判断を正しく行えば、自動化は、既存の古びた業務慣行から脱却する絶好の機会になりうる。 最新の自動化技術の1つとして、ロボティック・プロセス・オートメーション(RPA:ロボットによる業務プロセスの自動化)が台頭している。RPAは、複雑なデジタルプロセスの自動化を可能にするソフトウェアツールの一種だ。ユーザーインターフェースを利用し、あらかじめ規定された一連のルールに従うことで、人間がやるのと同じ方法で処理を実行できる。 RPAが他の自動化技術よりも際立っているのは、1つもしくは複数の情報システムを使う人間を「模倣」する能力だ。これにより、開発にかかる時間が削減されるとともに、機能の幅を広げて、より広範な業務活動において自動化を行うことがで

    業務プロセスを自動化する前に、何をやるべきかをまず見極める | 戦略|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー
  • 10年後の社会を予測する上で押さえるべきキーワードとは何か――書評『〔データブック〕近未来予測2025』 | データ経営|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

    ハーバード・ビジネス・レビュー編集部がおすすめの経営書を紹介する連載。第82回は、ティム・ジョーンズ氏とキャロライン・デューイング氏の共著書『〔データブック〕近未来予測2025』を紹介する。 6テーマと12の共通認識から 未来社会のキーワードを網羅 2025年になる頃には、デジタル世界と現実世界とがシームレスにつながり、自分に関するデジタルデータの管理を専門家にアウトソース(外注)する時代がくる――。 これまでは、便利なオンラインサービスを受けるために、企業に対して個人に関するデータを何気なく提供していたものだ。だが、個人データの収集や販売、利用によって企業が膨大な利益を上げるようになり、人々の考え方が大きく変化している。 とはいえ、個人ですべてのデータを管理するのは難しい。そこで、「プライバシー・エージェント」というデータ管理の専門家が現れ、個人のデータ管理と同時に、データアクセスの許可

    10年後の社会を予測する上で押さえるべきキーワードとは何か――書評『〔データブック〕近未来予測2025』 | データ経営|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー
  • 組織のリーダーとして成功を収めるにはEQ(こころの知能指数)が不可欠である ダニエル・ゴールマン 心理学者 | リーダーシップ|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

    『Harvard Business Review』を支える豪華執筆陣の中で、特に注目すべき著者を毎月1人ずつ、首都大学東京名誉教授である森博行氏と編集部が厳選して、ご紹介します。彼らはいかにして現在の思考にたどり着いたのか。それを体系的に学ぶ機会としてご活用ください。2018年7月の注目著者は、世界的ベストセラー『EQ こころの知能指数』の著者であり、心理学者のダニエル・ゴールマン氏です。 ニューヨーク・タイムズの元科学記者で 世界的ベストセラーを執筆した心理学者 ダニエル・ゴールマン(Daniel Goleman)は、1946年、米国カリフォルニア州ストックトンで生まれた。当年72歳である。永年、EQ(Emotional Intelligence:こころの知能指数)を提唱してきた心理学者であり、ラトガーズ大学コンソーシアム・フォー・リサーチ・オン・エモーショナル・インテリジェンス・イン

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  • 1日の予定を計画するだけで仕事へのエンゲージメントが高まる | ビジネススキル|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

    一般に、従業員の仕事へのエンゲージメントは組織や上司がカギを握っているという論はよく見られる。だが筆者らの研究によれば、それは自分自身でコントロールすることもできるという。それも単に、1日の計画を立てることで改善できるのだ。記事では、計画策定に有効な2つの方法を紹介し、それを効果的に活用するための手法を示す。 よく知られている事実だが、多くの従業員は職場にそれほどエンゲージメント(意欲・愛着)を感じていない。2016年のギャラップによる調査では、仕事に意欲的に取り組んでいる従業員は、全世界でわずか13%であった。 従業員のエンゲージメント(活力、熱意、集中力などを含む)をいかに向上させるかに関しては、組織的要因に重点を置いた論調が一般的だ。たとえば、職務設計、リーダーシップ、文化などである。 だが、これらの要因は往々にして、従業員自身にはコントロールできないものだ。全般的な構図から示唆さ

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  • ずば抜けて生産性が高い人の7つの特徴 | 戦略|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

    あなたの周りにも、まったく同じ時間で圧倒的な成果を上げる人はいないだろうか。彼らは、なぜそれほどまでに生産性が高いのだろうか。筆者らが、企業内で生産性が高いと評される7000人以上の従業員を調査した結果、7つのスキルがあることが判明した。 あなたのチームに、ずば抜けて生産性が高い人はいないだろうか。長時間働くわけではないのに、大量の仕事を完遂する人物だ。 どの業界にも、とびぬけて生産性高い人がいる。マイケル・マンキンズの研究によれば、最高の生産性を誇るソフトウェア開発者が1日に書く、使えるコードの量は、平均的な開発者の9倍にも達する。また、同じくマンキンズによれば、ニューヨークにあるレストランのル・ベルナルダンで一番腕のよい魚さばき担当は平均の3倍もの魚をさばくことができ、最も優れたブラックジャック・ディーラーは自分のテーブルのゲーム時間を平均の5倍長くすることができ、百貨店ノードストロム

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  • 「時間」が企業の勝負を支配する時代 時間優位の競争戦略【第1回】 | 戦略|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

    時間は、ヒト・モノ・カネ・情報に次ぐ第5の経営資源である。過去には、BPR(ビジネス・プロセス・リエンジニアリング)やタイムベース競争など、「時間」にまつわる経営手法や考え方が流行し、経営の効率や生産性を上げることが、競争優位につながることを示した。現在、改めて「時間」という経営資源に注目する必要性が高まっている。しかし、求められているのは、効率や生産性を追求するだけの速さではない。それは「変わる速さ」である。連載では、この「時間」という切り口に焦点を当て、それに基づく競争優位の構築、つまり「時間優位の競争戦略」について全3回にわたって考える。[第2回][第3回] 「草恐竜化」した日企業 平井 孝志(ひらい・たかし) 筑波大学大学院 ビジネスサイエンス系 教授 1965年生まれ。東京大学教養学部基礎科学科第一卒業、同大学院理学系研究科相関理化学修士課程修了。マサチューセッツ工科大学(

    「時間」が企業の勝負を支配する時代 時間優位の競争戦略【第1回】 | 戦略|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー
  • いま人材育成が必要な理由が圧倒的な説得力を持って伝わるプレゼン資料 | 人材採用・育成|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

    プレゼンの基は、自分の考えを伝え、相手の行動や思考に影響力を与えること。この教科書とも言うべきプレゼン資料が先日発表された。テーマは、日の人材育成の必要性について。これが圧倒的な説得力で伝わってくる。 資料を読むだけで伝わるプレゼンの迫力 先週、プレゼン資料だけを見て感動するという初めての体験をしました。その資料がこちらです。 2月13日に開催された産業構造審議会の新産業構造部会でプレゼンされた資料であり、発表者であり作者はヤフーCSOの安宅和人氏です。 普通、プレゼンの資料だけ見せられても、主張の輪郭くらいしか理解できないものですが、このプレゼン資料は見るだけで、発表者の主張が頭の中に、論理的に入ってくるのです。しかも、実に適切なユーモアある頁も挿入され、プレゼン会場では相当盛り上がったのではないかと、その雰囲気まで伝わってくる資料です。審議会の資料というと、難しい内容だと尻込みして

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    tokogle
    tokogle 2017/02/18
  • 脳を知ることはビジネスを知ることである | 戦略|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

    従来のマーケティングリサーチでは、アンケートやインタビューから消費者の嗜好を探り、それを製品・サービスに活かすのが一般的であった。だが、消費者は当に自分のことを正しく認識しているのであろうか。さまざまな実験により、彼らが言語化したニーズは思い込みである可能性も高いことがわかってきた。真のニーズを探りビジネスで成功を収めるためには、潜在意識、つまり脳を知ることが重要である。NTTデータ経営研究所ニューロイノベーションユニット長を務めるなど、ニューロマーケティングの最先端を知る萩原一平氏が、ビジネスと脳の関係を解き明かす。連載は全5回。 好きでない女性を見て、 “好き”な理由を説明する男たち あなたの目の前には、二人の魅力的な女性の写真が左右に一枚ずつ置かれている。そして質問者から「どちらの女性が好きかを選んでください」と聞かれ、右側の女性の写真を選んだとしよう。 その後、質問者は両方の写真

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  • 「孤独の時代」を生き抜くために、職場での絆を深める6つの方法 | 組織文化/組織開発|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

    職場で従業員同士の親密さは必要か、という問いには賛成ばかりではないだろう。しかし記事は、「従業員を孤独という病から救うため」に絆と親密さを促進すべきだと主張し、6つの方法を提案する。 寂しさを感じたくない、というのは誰しも思うことだ。研究によれば、孤独感は健康にひどい影響を与える(英語記事)。認識能力と免疫システムを低下させ、心臓疾患と認知症のリスクを高め、死期を早めてしまう(英語論文)。精神への悪影響も大きい。ある実験によると、私たちが幸福を感じて人生の意義を認識するためには、強い社会的つながりが必要であり、孤独になるくらいなら軽い電気ショックを受けるほうを選ぶ人が少なくないという(英語記事)。 テクノロジーによるつながりが、人々を寂しさの暗い影から救っている、あるいは早晩救うだろう、という意見もあるかもしれない。しかし、私たちは以前に増して孤独を感じているようだ。 『アトランティック

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  • パリ同時多発テロに寄せて──いま我々に必要なのはフェローシップである | 戦略|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

    惨事が繰り広げられた11月13日のパリ。同時多発テロを受けた後の世界(After Paris)、我々は何をすべきか。フランスの世界的ビジネススクールINSEADの准教授が、緊急提言する。 マシンガンの音が窓の外から突然聞こえてきたのは、大学に入学して最初の試験を受けるために廊下で待機していた時だ。私はクラスメートと窓際にかけ寄った。殺人者たちが逃げる姿が見えた。通りがかった人々が、犠牲者の乗った車を取り囲んで右往左往していた。 警察が現場に到着した時には、すでに私たちは静かに机に向かって試験を受けていた。その時の自分を振り返って覚えているのは“ここから外に出たい”という気持ちだけだ。教室からではなく、シシリアから外に出たい、ということだ。銃撃事件の現場に遭遇してゾッとはしたが、私が生まれ育った場所でこの種の事件は珍しくなかった。その年の夏、今度は爆弾事件が起き、政府は軍隊を派遣したものだ。

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  • キャリアに迷う子どもたちに、親として何を伝えるべきか | キャリア|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

    就職活動やその後の進路に悩む娘・息子に、親はどう助言すればよいのか。キャリア支援の世界的大手、スペンサースチュアートのシニアパートナーがその心得を伝授する。 「我々取締役の夕会では、後の雑談の席ではいつも子どものキャリアの話になるんだ」――デイビッド・カルフーンは先日、筆者にこう話した。「正直言って、息子や娘にどうアドバイスすればいいのか途方に暮れることが多い」。 カルフーンはニールセンの取締役会長であり、ボーイングとキャタピラーの取締役会、およびブラックストーンの経営委員会にも名を連ねる人物だ。これほどの経験の持ち主でさえ頭を悩ませるのだから、多くの親も同じ問題を抱えているはずだ。 たしかに、昨今のキャリア形成の実情や仕事の見つけ方について、息子・娘にアドバイスするのは難しい。「良い仕事」を得る方法となればなおさらだ。親ならば誰であれ我が子を愛しており、有意義で幸せで自立した人生を送

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  • エバーノート会長が語る、「無料」よりも「優れた体験」の価値 フィル・リービン インタビュー【後編】 | 戦略|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

    「1日200回、1回5秒」という頻度でユーザーの生産性を高めるには、どうすべきか――。エバーノートはアップルウォッチ用アプリの開発で、このことを念頭に置いたという。同社創業者で会長のフィル・リービンが語る生産性向上ツールの未来、後編。 HBR(聞き手:ニコール・トーレス) 御社がアップルウォッチ用のエバーノートの体験をデザインした時、具体的にはどんな変更を考慮されたのでしょうか。 たくさんの変更がありました。たとえばウォッチ端末について人々が考えるわかりやすい違いは、画面が小さくなったことですよね。でも実は、画面の大きさはそれほど関係ありません。当に重要なのはセッション(一連の作業を始めてから終えるまでのプロセス)の時間です。デスクトップPCやノートPCであれば、セッションの長さはだいたい2時間程度でしょう。デスクトップでマイクロソフトWordを使っている人は通常、1度に2時間ぐらい作業

    エバーノート会長が語る、「無料」よりも「優れた体験」の価値 フィル・リービン インタビュー【後編】 | 戦略|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー
  • エバーノート会長が語る、生産性向上ツールの未来 フィル・リービン インタビュー【前編】 | 戦略|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

    マイクロソフトOfficeの登場からウェアラブルが普及し始めた現在まで、テクノロジーは生産性にどう影響し、私たちの仕事や生活を今後どう変えていくのか。エバーノート創業者で会長のフィル・リービンのインタビューを2回にわたりお届けする。 HBR(聞き手:ニコール・トーレス) 仕事での協働や生産性向上のためのツールとアプリは、巷にあふれています。エバーノートもその1つですが、今や1億人を超えるユーザーがいます。まず初めに、エバーノートとは何かを読者に改めて説明してもらえますか。 フィル・リービン エバーノートはワークスペース(作業空間)です。簡単に言えば、作業におけるすべての文書やコミュニケーションを一元管理できるものです。 ――マイクロソフトOfficeやAOLインスタント・メッセンジャーのような、初期のソフトウェアがやめてしまった領域でエバーノートは成功したように思われます。そうした既存のツ

    エバーノート会長が語る、生産性向上ツールの未来 フィル・リービン インタビュー【前編】 | 戦略|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー