マーケティングには常に「知っていただく」と「好きになっていただく」というふたつの課題があります。 (「買っていただく」は後者の達成条件のひとつでしかありません) 現代は知っていただくことがどんどん困難になっています。そしてこれはネットにかぎった話じゃないのも厄介なことで、多くの企業は情報大爆発の状況を憂いていながらも、さらにそこに大多数の人にはノイズでしかない情報を投下しているわけです。これはもう悪夢です。 どこかでこの流れを断ち切り、無意味な情報の垂れ流しを止めなきゃいけません。 ぼくはこれを解決するのは「じょうごモデル」からの脱却だと考えています。 多くのマーケティングの教科書に書いてあるマーケティングファネル(じょうごモデル)の考え方は、けっきょく「広く告げる」という広告ありき、マスありきの考え方です。 1万人に知らせたら、1000人が来店してくれて、そのうち100人が買ってくれるだ
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