三菱UFJインフォメーションテクノロジーの千貫素成ITプロデュース部 部長は2010年4月14日、都内で開催された「仮想化フォーラム2010」において、「グループ内クラウドに向けた取り組み」と題して講演した。同社は仮想化技術を使ってクラウド基盤を構築。アプリケーションや開発環境、ハードウエア資源を、サービスとしてグループ企業に提供している。千貫部長は「グループ内クラウドをうまく機能させるには、利用料金を適切に支払ってもらう課金管理の仕組みを整備するのが重要だ」と説明。グループにおけるクラウドサービス実現の勘所と、今後の取り組みを披露した。 三菱UFJインフォメーションテクノロジーは、三菱UFJフィナンシャルグループの情報システム企業。「私たちは数年前から、グループ企業に対するサービス提供事業者として、クラウドサービスを提供してきた」(千貫部長)。具体的には、グループウエアやプロジェクト管理