魅力のつまった港湾都市ヴェネチアは、いまや巨大なクルーズ船でやってくる観光客で溢れかえっている。イタリア人がほぼいない光景は、もはや「ディズニーランド」のよう。街を出ていかざるをえなくなっている住民の怒りが、ついに爆発した! ヴェネチアの街中で、ある若い米国人女性が複数の友人を引率していた。「『すみません』って言いながら通り抜けるのよ」とアドバイスしている。彼女たちは、狭い通りを埋め尽くす「観光客の波」に飲み込まれたのだ。 観光客が軍隊のように運河脇を歩いていくなか、聞こえてくるのはスーツケースを引くゴロゴロという音だ。あとはかろうじて、セルフィー中のカップルを乗せたゴンドラを漕ぐ、船頭のヴェネチア方言くらいである。 しかし、世界共通語といえば英語や中国語。クルーズ船や格安航空では、ほかのどの言語もその地位を明け渡してしまった。ホテルの表示も、イタリア語から英語や中国語に書き換えられた。
過去に何度も見た光景だった。 表現としては“末恐ろしいピッチャー”だ。 秋田県大会からすべてのイニングを1人で投げぬいている金足農のエース・吉田輝星がまた、快投を見せた。 準決勝の日大三戦では、2点を先行すると、そのアドバンテージを最大限に生かすピッチングを展開。ピンチに陥ってもしっかりと間を取り、走者のスタートを一歩ずつ遅らせ、打者に対しては変化球を低めにコントロールして、ギアを上げたストレートで強力打線を黙らせた。 5試合連続完投勝利は見事というしかない。 限界を超えていてもおかしくない心身の状態でありながら、それでも快投をみせる。 しかし、吉田のような投手をみたのは過去に1度や2度ではない。 2006年の斎藤佑樹(早稲田実)しかり、2008年の戸狩聡希(常葉菊川)、2010年の島袋洋奨(興南)、2013年の高橋光成(前橋育英)……。筆者が取材現場に立つ以前では、松坂大輔(横浜)、本橋
この夏のNHK総合テレビ看板報道番組に的を絞ろう。まずは平日の午後9時から午後10時までの生放送番組「ニュースウオッチ9」から。 最近では、8月3日放送回が特集した杉田水脈衆議院議員へのバッシングが目に余る。非難の的は「新潮45」8月号に掲載された杉田代議士の寄稿文。そのごく一部を切り取り一面的かつ独善的に報じながら、あえて「難病患者支援団体の女性事務局長」に、こう語らせた。 「杉田議員の文章を読んで、真っ先にひらめいたのは(相模原障害者殺傷事件の)植松(聖・被告人)と根っ子は一緒だ(以下略)」 その前後を含め「ヒトラーの優性思想」と同根と断じながら約10分間にわたり非難一色の「報道」を続け、与党の国会議員を重大凶悪犯罪者と同視し、同根と断じたうえで、最後に番組キャスターが、こう総括した。 桑子真帆キャスター 「浅はかとも言える言葉に、反発や嫌悪感を覚えた人は少なくないのではないでしょうか
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