2023年2月7日のブックマーク (1件)

  • 黒田日銀の「失われた10年」で発見したこと

    政府が次の日銀総裁として雨宮副総裁に就任を打診したと日経が報じているが、驚く人はいないだろう。彼は一貫して命とみられてきたし、誰が総裁になっても、やるべきことは同じだからだ。それは黒田総裁の超緩和路線の巻き戻しである。白川前総裁もいうように (大規模緩和という)社会実験をやっても物価は上がらなかったし、潜在成長率は下がった。真の課題に社会のエネルギーが向かわなかったという意味で、10年間という時間を明らかに無駄に費やした。 日銀が国債を爆買いしても大インフレは起こらなかった ただこの大規模な社会実験で、発見したこともある。それは日銀がバランスシートを史上最大に膨張させても、多くの人が(私を含めて)心配したように国債暴落や大インフレといった金融危機が起こらなかったことだ。これは例えばイギリスで、トラス首相が就任した直後に国債が暴落したのとは違う。 その直接の原因は、日銀がYCCで国債を買い

    黒田日銀の「失われた10年」で発見したこと
    tokyocat
    tokyocat 2023/02/07
    “白川前総裁も指摘するように量的緩和で潜在成長率が上がらなかったことが、異次元緩和を可能にしたのだ”   奇妙なことになっている感