近年、韓国では自殺率の高さが大きな社会問題になっている。子供の頃から強いプレッシャーにさらされ、精神的な不調を抱えても周囲に助けを求められない韓国社会の構造的な要因を、英紙が取材した。 2022年10月、韓国の首都ソウルの繁華街、梨泰院(イテウォン)でハロウィーンのために集まった群衆が転倒し、158人が死亡する事故が起こった。 ソン・ヘジンはそれから数週間にわたり、16歳の息子イ・ジェヒョンのために、心理ケアサービスを探し続けた。ジェヒョンは事件の夜、2人の親友とともに梨泰院の雑踏にいた。 「友人のひとりは、息子の目の前で意識を失ったのです」とソンは言う。 ジェヒョンのケガはすぐに回復したものの、心の傷はなかなか癒えなかった。かつては明るく外向的だった息子の口数は減り、不眠症に陥った。 ジェヒョンはカウンセリングを受けながら普段の生活に戻ろうとしたが、結局、事故から数週間後に自ら命を絶ち、
「頭が悪い」と貧乏で不幸になりやすい…人生に成功する人と失敗する人をわける「キャラ格差」とは 自分のキャラは「10の質問」で把握できる 「同調性」と「共感力」は必ずしも一致しない 知能が高く、好奇心が強く、外向的で誰とでもきさくにつき合い、堅実で約束を守り、おまけに楽観的で精神的に安定しているのはものすごく魅力的なパーソナリティ(人格)で、社会的・経済的に成功するのはだいたいこのタイプだ。でも内向的だとダメなわけではなく、組織を引っ張るリーダーにはなれなくても、研究者やエンジニア、開業医、カウンセラーなど1人でできる専門職に向いている。アメリカの調査では、裕福なのは外向的な営業マンではなく内向的な専門職だ。 人間は社会的な生き物として組織に同調するようにつくられているが、それでも一匹狼のような生き方を好むひとはいる。でもこうした「同調性」の低いタイプが、「共感力」が低いとは限らない。組織に
「頭がいい人」は高収入で幸せになりやすい 難しい説明を省略すると、ぼくたちは見知らぬひとと会ったとき、無意識のうちに次の8つ(ビッグエイト)を知ろうとする。 ①明るいか、暗いか(外向的/内向的) ②精神的に安定しているか、神経質か(楽観的/悲観的) ③みんなといっしょにやっていけるか、自分勝手か(同調性) ④相手に共感できるか、冷淡か(共感力) ⑤信頼できるか、あてにならないか(堅実性) ⑥おもしろいか、つまらないか(経験への開放性) ⑦賢いか、そうでないか(知性) ⑧魅力的か、そうでないか(外見) どうだろう。初対面の相手に対して、ほかに興味を持つことがあるだろうか。逆にいうと、これ以外のことは誰もほとんど気にしないのだ。 「頭がいいかどうかなんて、人生になんの関係もない」というひとが(たまに)いるけれど、残念ながらこれはまちがいだ。知能が人生のパフォーマンスにどう影響するかについては膨
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