東大院を修了しました。人はなぜ勉強すべきなのか?それは簡単です。知識は選択肢を増やします。選択肢は自由を増やします。自由は豊かさを増やします。 人とはつまるところ「意識の焦点(知識・記憶・肉体)の集合体」です。そして意識の向かう選択肢が知識です。だからこそ知識を得なければならない。そして、普通、わからないことをわかるようにすることは苦痛であり、そこに強制的な教育機関の存在する意味があります。 我々はしばしば現状や過去に執着します。我々の悩みの本質は執着にあります。執着は意識の焦点が固定されること、すなわち選択肢の欠如にあります。知識は我々に新たな選択肢を与え、執着を、悩みをときほぐす力になります。「悩みを課題に変える力」それこそが知識です。課題とは解決可能な問いのことです。 もちろん知識の99パーセントは使われることがありません(線形微分方程式など)。一方、毎日使う知識もあります。何の知識