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茂木健一郎に関するtom1222のブックマーク (8)

  • 楽天的に「失敗」できる人:日経ビジネスオンライン

    今回お話を伺った古野隆雄さんは、アイガモを田に放し飼いすることによって、農薬を使わない米作りに取り組んでおられる。アイガモに出合うまでに、幾度も失敗を繰り返し、さらに農法の確立を目指して試行錯誤を続けている。 逆境にある時や恵まれない時には、その時なりにやるべきことがある。干ばつの時の植物は、いざという時に備えた活動をしている。地上で派手に葉を茂らせたり、枝を伸ばしたり花を咲かせる、といった活動はできなくても、地下の見えないところで根を張っている。その時に何をやるかで、いざ雨が降った時にそれを生かすことができるかどうか変わってくる。古野さんのこの例えは、当にまったくその通りだと感じた。 脳がそうだ。失敗により、知的な意味でのハングリー精神が培われるとも言える。成功ばかりしていると、それで満足してしまう。失敗を続けると、現状ではダメだと脳が何かを求める。答えを求める。そこに空白ができる。す

    楽天的に「失敗」できる人:日経ビジネスオンライン
    tom1222
    tom1222 2007/07/24
    失敗が好きな人は多いと思う。
  • 茂木健一郎 クオリア日記: グライダー

    Hakuhodo Desginの永井一史さんに お目にかかってお話しする。 永井さんとお話するのは、武者小路千家 の官休庵における茶会以来。 さまざまに話が羽ばたいた中で、 「選択」の話が面白かった。 現代人は毎日多くの選択を 重ねて生きている。 ある年代以上の人が、コンピュータを うまく扱えないのは、コンピュータという 機会がセットアップからインターネット上の サーフィンまで、膨大な「選択」 を迫られる機械だからである。 どのような選択をするかが、その 人柄を表すし、脳の機能を決定する。 現代は、クリエィティヴという ことが大事な時代だが、 その一つの表れがこの膨大な 「選択」機会に現れている という話をしたら、永井さんが、すかさず アートディレクターは、まさに、 毎日膨大な選択をしていますからね と応えて、なるほど、と思った。 どのようなコンセプトにするか。 俳優は誰を使うか。撮影は誰

    tom1222
    tom1222 2007/07/03
    日記というものは一つの「息継ぎ」
  • 茂木健一郎 クオリア日記: やはりこのような空気を

    成田エクスプレスの中で 仕事をしていたら、 どこからかキーボードを猛スピードで かちゃかちゃ やる音が聞こえてきた。 あわててモーツァルトの Exultate Jubilateを聴き 始めた。 それでも、低温の音はイヤフォンを 通して聞こえてくる。 仕事に集中して、心理的に消した。 列車を降りるときに見たら、 眼鏡をかけた、一見ギーク風の 大柄のアメリカ人だった。 「キーボードを無意味に大きな 音を立ててがちゃがちゃ打つ」 という人は昔からボクの 苦手なタイプで、 それだけではわからないけれども、 どこか肝心なところで無神経なの ではないかと思ってしまう。 もっとも、そんな雑念も、 新宿の雑踏を歩き始めたらもう 消えていた。 久しぶりのNHK放送センター。 打ち合わせ前。 「ばらえ亭」で大好きな ワンタン麺をべて帰国を一人 祝っていると、店の人が、 「あの、この前パソコンのカバーを 忘れ

  • 茂木健一郎 クオリア日記: 万華鏡の様々な反映の中に

    ちびまる子ちゃん役で 有名な伊藤綺夏ちゃん(9歳)を 間近で見る機会があった。 天才子役というのはすごいもんだ と思った。 完全に大人を喰っている。 もちろん、失敗することも あるのだけれども、 ケロリとして、動じない。 一体どういうことだろうと 考えた。 もともと、子どもにだって 文脈依存性のふるまいはある。 前頭眼窩皮質などの働きを通して、 その時々の状況に合わせた形で 自らを律する。 文脈依存のふるまいをする時、 大人はどうしても わざとらしくなったり、自己意識が 出てしまったりする。 それに対して、子どもは 来的に無邪気である。 可愛らしいが、その可愛らしさは わざとやっているわけではなくて、 無意識の自然の傾向として 現れてくる。 天才子役というのは、そのような無意識の 傾向が、「演技」と一致するんだな と思った。 人が生きるということが喪失と 獲得の連続であるならば、 大人に

    tom1222
    tom1222 2007/06/22
    今日も名言。>人が生きるということが喪失と獲得の連続であるならば、
  • 茂木健一郎 クオリア日記: 無根拠なるがゆえに

    京都、相国寺の有馬頼底管長に お目にかかる。 相国寺は京都五山の一つであり、 金閣寺、銀閣寺を境外塔頭として 持つ。 先日、三十幅と釈迦三尊像が 120年ぶりに一堂に会した 伊藤若冲の『動植綵絵』は、 もともとは相国寺所蔵で、明治維新の 時に皇室に献上されたものである。 有馬管長の来歴は日経済新聞に 連載され、その後単行化された 「私の履歴書」に詳しい。 8歳で寺に修業に入り、母親の 死に目にも会えなかった。 有馬家はもともとは九州の久留米藩 で、競馬の「有馬記念」は 日中央競馬会理事長であった有馬頼寧さん に因む。 銀閣の中で有馬さんと座禅をした。 前の池に映る木々が美しい。 時々鯉がはねる。 「たくさん子が泳いでいますよ。 ほら、池の中央にかたまっているでしょう。 端にいるとあぶない、とわかっているんで しょうか」と有馬老師。 銀閣の周囲の庭は、いつも掃除が 行き届いている。 「

    tom1222
    tom1222 2007/06/21
    >「無」であることは「全てを持つ」ことと同じである
  • 茂木健一郎 クオリア日記: 一体何が精神にさざ波を

    生きものには、「今、ここ」から 先しか自由が与えられていない。 過去の時間は、どうしても動かす ことはできない。 脳の記憶のシステムにとっては、 「過去を正確にとどめておく」 こと自体に価値があるのではない。 「今、ここ」からの先の時間を よりよく生きるために、 記憶は編集され、書き換えられ、 整理・統合されるのである。 だから、過去を振り返って ばかりいても仕方がない。 「今、ここ」から先に 起こることに、前のめりで向かいあう べきだ。 とは言いながら、人間にとって、 過去のことがどうしても 心の中に残ることがある。 江村哲二さんの『可能無限への頌詩』 の録音を聞きながら移動した。 自分がリサイトしていることも あって、 なんとなく、聴き返してみる気持に なれなかった。 それが、絶対の別れに直面して、 聞かなければならない気持になった。 今思えば、鬼気迫る。 精神が鳴動し、震える。 そし

    tom1222
    tom1222 2007/06/14
    「今、ここ」からの先の時間をよりよく生きるために、記憶は編集され、書き換えられ、整理・統合されるのである。
  • フォトレポート:ソニー研究開発の最先端、ソニーCSLが活動成果を一挙公開

    ソニーコンピュータサイエンス研究所(ソニーCSL)は6月8日、研究成果を公開するオープンハウスを実施した。遠い将来を見据えた基礎研究から、すでに製品化されている技術までさまざまな研究開発が進められている。オープンハウスでもっとも目を引いたのは、カードゲームテレビカメラを使って映し出すとモンスターが立体映像として表示されるというもの。これはカードに印刷された二次元コードを活用したもので、カードの種類と向きをカメラで検知し、それぞれにあったモンスターやキャラクターを表示する。カードの向きに応じて360度の映像が見られる点が特徴だ。この技術を使ったゲーム「THE EYE OF JUDGE」は2007年秋にPLAYSTATION 3用ソフトとして発売される。 ソニーコンピュータサイエンス研究所(ソニーCSL)は6月8日、研究成果を公開するオープンハウスを実施した。遠い将来を見据えた基礎研究から、

    フォトレポート:ソニー研究開発の最先端、ソニーCSLが活動成果を一挙公開
  • 茂木健一郎 クオリア日記

    はっと気づいて外を見ると、もうとっぷりとくれていた。 塩尻の駅に、近づいていた。目的地は、もうすぐだ。 「まつもと〜 まつもと〜」 この声を聞く度に、郷愁を感じる。この地をふるさと呼ぶ人ならば、なおさらのことだろう。 ホームに降り立ち、階段をあがると、こんな夜に、と思うほど多くの人たちがあふれていた。 ゆかたを着た女の子が、髪の毛をつばめの尾のようにきれいに流して、男の子といっしょに歩いている。 幼い兄と、妹と、ちょっと疲れたようなお父さん。 お母さんがこっちよ、と叫んでいる。 歩くのが、少したいへんなくらいだった。 通りすがりの女の子が持っていたうちわに、「松ぼんぼん」の字が見えた。 もともとの「ぼんぼん」は、女の子のための祭りなのだそうである。城下から始まった夏の習慣。 「ぼんぼんとても今日明日ばかり、あさっては山のしおれ草」と言いながら歩く。 タクシーの運転手さんが、目的地がわから

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