Perl 初心者が初心者なりにリファレンスを説明してみるの最終回3回目。1回目 はリファレンスを取得することと、そのリファレンスから元のものにアクセスする(デリファレンスする)方法を書いた。2回目 は無名配列、無名ハッシュをどこかに作ってリファレンスを表す記法 [ ], { } について書いた。今回はリファレンスからデリファレンスをするときの簡潔な記法である矢印記法を説明する。 目次 復習 矢印記法の基本 インデックス、キー、引数に挟まれた矢印は省略可能 1.復習 リストをブラケット [ ]、ブレース { } でくくることによって、それぞれ無名配列、無名ハッシュを Perl がどこかに作ってくれて、そのリファレンスだけを表せた。また sub { ... }; によって無名サブルーチンのリファレンスを表せた。 # ソースコード1 my $fruit = ['apple', 'orange',