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ブックマーク / tanakahidetomi.hatenablog.com (3)

  • 『ゼロ年代の想像力』に掲げる「決断主義」は果たして「ニヒリズム」なのか

    カラスさんに過疎ブログの方で教えていただく。『大航海』を買ったのはたぶんこれで二回目で、前回は10年くらい前、しかもこれがよくみたら「終刊号」か。 栗原さんの論説は、宇野常寛氏の『ゼロ年代の想像力』への厳しい批判である。詳細はぜひ読まれた方がいい。 (略)宇野のいう決断主義は要するに能動的ニヒリズムだったわけだが、それに対する処方箋は、実存を賭けた「小さい物語」同士のバトルロワイヤルの彼岸とかそんなものではなく、政治経済レベルでこのたびの不況ならびに金融危機が回避されるか否かという水準で議論されるべきことだ。八〇年代並みの成長率が取り戻されればそれで解消してしまう程度の「ニヒリズム」にすぎないのだから(それが果たして「ニヒリズム」と呼べるべきかとうのはさておき)。 栗原さんも指摘されているように、宇野氏が昔から繰り返して使い古されている認識をそのままベタに利用しているのにもかかわらず、そう

    『ゼロ年代の想像力』に掲げる「決断主義」は果たして「ニヒリズム」なのか
    tomad
    tomad 2009/06/11
  • 2009-03-06 - Economics Lovers Live [経済]定額給付金で買いたい経済本ガイド(おつり466円コース)

    さてさんざん日のメディアは、定額給付金に国民の大半は反対、といいながら同時に定額給付金をもらうと国民は大喜び、という自己欺瞞的報道を繰返してきましたが(苦笑)、昨日は日で最初に定額給付金がもらえた人たちの嬉しそうな報道を嬉しそうにメディアも報道していて、なんだかな感がメディアに対してまたもやあるわけです。しかしここはそういうことはこちらにおいておいて、そこの君。で、その定額給付金でたまにはちゃんとして経済学でも買わないか? ○1万2千円コース まずなんといってもこの世界的金融危機を理解するでしょう。そして僕は同じ著者の著作をなるべく一貫して読むことが、まずはこの世界的な事件をみる上でのしっかりした基盤になると思う。その意味では岩田先生の著作を読むのが一番手っ取り早い。 入門的な位置にあるのは、finalventさんもおススメのこの。これ以上わかりやすい日経済論はあまりない。

    2009-03-06 - Economics Lovers Live [経済]定額給付金で買いたい経済本ガイド(おつり466円コース)
    tomad
    tomad 2009/03/06
  • 生まれたときから日本はこんな感じで今さら不況だからどうとか言われてもよくわからない - Economics Lovers Live

    エントリーのタイトルは『小悪魔ageha』最新号より 切込隊長と超越議論をしたときに、隊長が以下のことを書いたのが心にひっかかってた。特に強調部分(強調したのは僕)。 http://kirik.tea-nifty.com/diary/2008/12/post-9f83.html#more 完全失業率とか 良く分からないです。実体経済は前に比べて悪化してると思いますが、前が異常だったんじゃないですかね。無理な信用創造を繰り広げて世界的にバブっていたころと比べて、いまは実体経済最悪だ、というのは相対的に見てそれはそうだろうけど、元からこんなもんだったんじゃないかと、ロスジェネ世代な私は思ってしまいます。 問題は、実体経済が悪化するのは当然として、それがしばらく続くのも当然として、はて、どう対処して環境に適応するのかしら、という話じゃないでしょうか。 ロス・ジェネ世代だけどもバブった頃の記憶もあ

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