「本のまち八戸」拠点施設の八戸ブックセンター 2016年12月4日,青森県八戸市は,本の閲覧と本及び雑貨の購入ができる市直営の施設「八戸ブックセンター」を開設した。 当市では,2014年9月,第6次八戸市総合計画を策定した。そのなかの重点的に取り組むべき5つの戦略の1つとして「人づくり戦略」があり,地域社会で活躍する人材の育成を目標に掲げている。その人材育成のための教育プロジェクトの一環として,市民が様々な本に親しむことで,豊かな想像力や思考力を育み,本のある暮らしが当たり前となる文化の薫り高いまちとなることを目指す施策「本のまち八戸」を推進しており,その中心拠点として当センターは設置された。また,中心市街地に開設することにより,来街者の増加や回遊性の向上を図り,中心市街地の活性化にもつなげることも目的としており,図書館とも民間書店とも異なる,本に関する新しい公共サービスを提供する施設であ