知の広場――図書館と自由 [単行本] / アントネッラ・アンニョリ (著); 柳 与志夫[解説] (その他); 萱野 有美 (翻訳); みすず書房 (刊) ・知識経済。クリエイティブ・エコノミー。 ・イタリアの街はどの街も美しい広場に恵まれており、そうした街でなら近年の公共空間の商業化を変えさせ、豊でクリエイティブな文化の基盤を再び構築することが可能。 ・アイデア・ストアは市民が買い物に来る商業地区の近辺に建設された。利用するサービスはどれもその行動範囲にあるべき。 ・図書館が学者の出会いの場となった18世紀には、図書館で静粛に、など考えもつかないことだった。本屋やカフェのように高等と文字のコミュニケーションが調和するよう奨励していた。 ・誰にも均しかった娯楽は教養人だけの実践的文化に変えられた。ハイカルチャーと大衆の分離は19世紀から20世紀初頭に進められた。図書館が与えてしまう支配的な