昨日書いた皇位継承の問題について、何人かの方からコメントをいただいたので、もう少し書いてみようかと思う。 私が「女系相続」やむなしと考える理由は大きく言って2つである。 1つは、「男系死守」の動きは結果的にはどう取り繕っても「愛子様下ろし」になってしまい、国民多数の心情的支持が全く期待できないこと。「男系維持」の方はここのところをあまりに軽く考えすぎている。また、「皇室典範に関する有識者会議」で、男系維持派の八木秀次教授は「すなわち、仮に神武天皇を初代といたしますと、初代の性染色体、男の場合XとYのうちのY、Y1 は男系男子でなければ継承ができません。生物学者の中に、その点を「Y染色体の刻印」というふうに表現なさっている方もおられます。 男系男子であれば、遠縁であっても同じY1 を確実に継承しているということが、お配りをした資料の、遺伝の系図で確認ができます。確認している時間がございま