記述対象と記述者が実際には違うということ。これは「ネタ/ベタ」問題とも通じるだろう。 つまり、否定的に捉えられがちなある対象の革新性を持ち上げることによって利益を得ているが、記述者はその記述対象とは違うということ。 phaさんはニートに対して新しい意味付けを行ったが、実際phaさんはニートを抜け出せる、抜け出しつつあるということ。 古市憲寿は貧乏まったりな若者に対して新しい意味付けを行ったが、実際彼は有能な起業家と一緒に会社を経営し、学者としても成功を収めているということ。 みうらじゅんは童貞に対して新しい意味付けを行ったが、実際みうらじゅんはヤリチンであるということ。 この問題は、坂口恭平にも宮台真司にも適応できる。 僕はイケダハヤトに「お前は年収150万円じゃないし、コンサルとか講演で稼いでるじゃん」と言いたい訳ではない。 「お前はホームレス生活してないじゃん」という批判に対して、坂口