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ブックマーク / totb.hatenablog.com (4)

  • 雇用問題・企業の内部留保・アベノミクスの整理 - Think outside the box

    雇用問題において、 アベノミクスは普通の労働者を貧しくした⇔雇用は改善している 企業は内部留保を労働者に還元せよ⇔内部留保=現預金ではない の意見対立をよく目にします。 雇用環境が20年前に比べて著しく悪化していることは明らかなので、改善を訴えることには大きな意義がありますが、各論に突っ込まれる要素があるので、総論の「雇用環境改善」の議論が進まないのが残念なことです。 そこで、これらについて整理してみます。 現時点において、アベノミクス批判があまり適当ではないと考えられるのは、良くも悪くも実体経済には大した効果を及ぼしていないからです。 アベノミクスの一番の売りは異次元の金融緩和、すなわちマネタリーベースの大量供給とそれに続く日銀当座預金の一部へのマイナス金利適用です。 これらが市場参加者のマインドを転換させて円安・株高を実現させたことは間違いないのですが、2014年4月の消費税率引き上げ

    雇用問題・企業の内部留保・アベノミクスの整理 - Think outside the box
  • 希望出生率1.8実現の障害は「希望」 - Think outside the box

    エマニュエル・トッドが「日で唯一の問題」と指摘していた低出生率に対して、 business.nikkeibp.co.jp 日で唯一の問題は出生率であると私は言った。 東京に来るたびに、日人は完璧なまでに見事に少子高齢化という「衰退」を楽しんでいるかのように感じる。過去10年、少子化問題が騒がれている割に、少しも変わっていない。 日の完全主義で大半の問題はうまくいっているが、出生率だけがうまくいっていない。 ついに安倍総理大臣が「果敢にチャレンジする」決意を示しました。 www.sankei.com 長年、手つかずであった日の構造的な課題、少子高齢化の問題に果敢にチャレンジする。そう決意いたしました www.sankei.com 第2の的は、希望出生率1.8の実現です。それに向かって夢をつむぐ子育て支援という第2の矢を放ちます。結婚したい、子供がほしい。一人一人のこうした願いがすべ

    希望出生率1.8実現の障害は「希望」 - Think outside the box
    tombi_dagaya
    tombi_dagaya 2016/07/01
    ネオリベ派たる安倍氏の決意の内実が如何なる物かは言うまでもない>"リベラル派の批判(言い掛かり)に及び腰になっていた歴代政権とは異なり、出生率引き上げの重要性と決意を明確にした姿勢は大いに評価できます"
  • 少子化問題での政府批判は的外れ - Think outside the box

    出生率が続き、日の経済社会の将来が危うくなっていることについて、政府の無策を批判する声が上がっています。 これについて、石破地方創生担当大臣は次のように語っています。 新潮45 2015年 10 月号 [雑誌] 出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2015/09/18メディア: 雑誌この商品を含むブログを見る 私たち政治家には、人口、あるいは出生率の問題を語るとき、ともすれば「産めよ、殖やせよ」だ、いつか来た道、全体主義だ、などと言われるのではないか、という極端な恐れがあったように思うのです。でもそれは、「嫌われたくないから当のことを言わない」という自己保身ではなかったか、という反省があります。 これはバブル崩壊後の不良債権問題と似ています。不良債権問題は、1992年8月には宮澤総理大臣と三重野日銀行総裁が協議するなどしていたものの、世論の反対を恐れた政治家が及び腰となり、結局は1

    少子化問題での政府批判は的外れ - Think outside the box
    tombi_dagaya
    tombi_dagaya 2016/07/01
    自民党のコンセンサスは畢竟、”女性も「輝きながら」もっと結婚してください、もっと子供を産んで下さい”なのだから別に批判しようがしまいが無関係
  • 法人企業統計~構造改革による構造的停滞 - Think outside the box

    来年4月に予定されていた消費税率引き上げが延期される見通しになりました。そこで、アベノミクスの推移を財務省「法人企業統計」で確認します。*1 www.bloomberg.co.jp 経常利益は高水準にはあるものの、ピークアウトした感があります。一方、設備投資は増加基調にはあるものの、経常利益に比べると伸びの鈍さが目立ちます。 次に、人件費計と比べた経常利益と利益剰余金(いわゆる内部留保)を見てみます(追記:グラフを四半期単位から年度単位に差し替え)。*2 1997年の金融危機から続く「人件費抑制→利益増加→内部留保(ストック)増加」が、アベノミクスによって加速しています。 アベノミクスは企業利益は増やしたものの、相当部分が企業部門の金融資産積み上げに回ってしまい、設備投資増や給与増→家計消費増の好循環を始めることはできなかったことになります。 これはアベノミクスの失敗というよりも、1990

    法人企業統計~構造改革による構造的停滞 - Think outside the box
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