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  • 学生が自分の主張を述べにくくなる心理について - 発声練習

    私は学生が自分の主張を述べられないのは精神的な背骨が無いからだという主張をしたが、かなり多くの方から「そんなの関係ないのでは?」というご意見を頂いた。そこで、価値の判断基準が自分の外にある人間は表現者になれないにいただいたトラックバックを中心に学生が自分の主張を述べにくくなる心理について書かれた部分を抜き出す。変質的に思えましょうが、私のメシの種そのものですのでどうかご容赦を。 ...ing logging 3.0:これから言おうとすることが間違っていることに気づいているときには何も言えない 一般論として,先生は研究に正解はないと言いながら不正解だけはきっちり指摘してくるから,思いつく限りのことをすべてボコボコにされる学生は嫌になるんだよね. あと,自分の経験に照らし合わせて考えてみると,当に究極的に何も言えなくなってしまうのは,「僕はそう思う.それが好きなんだ.論理的な理由なんてない」

    学生が自分の主張を述べにくくなる心理について - 発声練習
  • 登山隊に山の頂上に立つのが目的でない人がいたら? - 発声練習

    ハッとさせられる問いかけ。 riywo # 分かるけど,山の頂上に立つのが目的じゃない人が紛れ込んだときどうするのかを示して欲しい.自分たちの基準で測るのはいいけど,みんなそうでしょ,と押し付けるのはどうか. (はてなブックマーク:教わり下手の特徴 - 発声練習より) 多分エントリーであげられている教えられ下手の話についてではなく、私が最後に述べたこの部分に対する問いかけ。 あることを継続して実行でき、それが自分、もしくは他人の役に立つのであれば、それを始めるのに損得勘定だろうが、真摯な思いからだろうが、偶然だろうが動機はなんだって良いと思う。山の頂上までたどりつくことが目的ならば、どの登り口から登っても、飛行機やヘリコプターをつかったとしても、頂上に立てるのならばどれでも価値は一緒だと思うので。 (発声練習:教わり下手の特徴より) 私の想定しているのは、登山隊=全員が山の頂上に立つことが

    登山隊に山の頂上に立つのが目的でない人がいたら? - 発声練習
  • 卒業研究・修士研究時の悪循環を防ごう - 発声練習

    はてな匿名ダイアリーで以下のようなエントリーを見ると、自分の研究室でうつ病になった子を思い出して心配になる。 自殺すると研究室にお金が入る仕組みってないのかなぁ 気持ちの整理になるかもしれないので書いてみる 私は、卒業研究や修士研究で得た経験が今後の人生においていくばくかの役に立つと信じているので、卒業研究や修士研究を真剣にかつ楽しく行って欲しいと思っている。でも、一方で、卒業研究や修士研究は長い人生において、何回か登場するちょっとした進級試験でしかないことも理解している。だから、はっきりいって卒業研究や修士研究で自分の心や体を壊すなんていうのはあまりにももったいないと思う。 博士研究は別として、卒業研究と修士研究は成果ではなく努力を評価の対象としている。「でも、中間試問や最終試問とかでは成果について問いただすじゃないか?」という疑問もあろうかと思うけれども、それは、努力の度合いを成果を用

    卒業研究・修士研究時の悪循環を防ごう - 発声練習
  • よく分かるゆとり世代換算表 - 発声練習

    2022年10月23日更新 2013年度新卒以降の大学新卒求人倍率を追記した。 wikipedia.ja:学習指導要領によれば、1980年の学習指導要領改訂以降は基的にゆとり教育。「これだから、ゆとりは・・・」という発言は36歳以上1973年4月1日までに生まれた人だけに許される甘美な台詞であることをみなさま自覚すべき。当然、35歳以下の1973年4月2日以降に生まれた人は、「これだから、詰め込みは…」や「これだから、頭でっかちは…」と切り返しましょう。小学校や中学校の学習指導要領ぐらいで人間の性格や学ぶ姿勢、対人関係の基ルールは作られるわけないだろう! 世代別年齢の範囲 世代 小学校における施行 中学校における施行 高校における施行 備考 第一世代 1980年 1981年 1982年 高校の履修範囲緩和 第二世代 1992年 1993年 1994年 生活科導入 &部分的学校5日

    よく分かるゆとり世代換算表 - 発声練習
  • 「自然な疑問」を持たないように訓練されている - 発声練習

    今年のうちの卒論生に感じていることがぴったりと表現されている。 とにかく「答えだけを知りたがる」とか「反射的に回答する」といったことが、面倒なことを考え無くなる、といったところがあると思います。 高校生を対象にロボット製作の授業をやっていますが、目的はチームワークの経験にウェイトを置いています。 その中で、議論を戦わせる、相手の考えを読み取るといった面を重視しているのですが、これに何ヶ月もかかります。 なんというか「自然な疑問」を持たないように訓練されている、とでも言うべき状態なのです。 常に「(生徒が知らない)正解を大人が知っている」という受け身の姿勢に徹しているから、基的によい子になっている。 結局のところ、分断された知識の暗記のような事にしかならないから「どうすれば良いのか」とか「なぜこんな問題が起きるのか」「解決手段が無いときに代替手段を考える」ということ自体にたどり着きません。

    「自然な疑問」を持たないように訓練されている - 発声練習
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