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ブックマーク / siritai.jp (1)

  • 現代音楽論、作曲技法、クセナキス、ケージ

    § 作曲技法の多様化 → 不在の音楽(ケージ) 1 問題の所在 西洋の古典的音楽を支配していた調性は崩壊しました。調性はなくなり、音楽は無調すら生まれ、調性を完膚無きまで消し去るために、12音技法も考案されました。ここまでくると、音楽を構成する手法そのものが、なくなってしまったといえます。作曲家は、音楽の理論を習うのではなく、白紙の状態から作り出す必要に迫られたのです。すなわち、作曲法ひいては音楽理論の構築そのものが、音楽作品ともいえるようになったわけです。 現代の音楽理論を、相互に関連づけて体系化することは困難です。なぜなら、各人がバラバラに、理論を組み立てているからです。とはいっても、いくつかの集合を作って、語ることはできます。それを見ていきましょう。 2 古典の継承とジャンル・ミックス 2-1) マイケル・ナイマン(Michael Nyman) 映画音楽の作曲家として、よく知られてい

    tomisyura
    tomisyura 2011/12/03
    ■理論の破壊、廃墟からの始動 ⇒ 古典の想起 ⇒ 実験前夜(サティ「家具の音楽」) ⇒ 偶然の音楽(ケージ「偶然性」とプリペアド・ピアノ) ⇒ 電子音楽(クセナキスの楽譜) ⇒ ミニマリズム
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