戦争ダヨーッ! あきらかにぶつけてきました。漫画シーン最先端ツートップ。10月25日発売のアフタヌーンで市川春子新連載、同月27日発売の月刊スピリッツで西村ツチカ新連載。ぶっちゃけ今この二人の漫画だけを読めば十分。それ以外は時間のムダです。両作品だけ読んだら、もう雑誌はゴミ箱に捨ててヨシ! え~まずは市川春子の『宝石の国』、いきなり最初の見開きが素晴らしい。説明してない。そしてこの作品がなんであるか、端的に象徴してる。つまり"こういう"話だ。 このコマが漫画として説明すべきは「草原を並走する少女たち。その一人が振り返る」である。が、正直一読して良く分からない。しかし、そんなものはどうでもいい。何故なびく髪ですべての少女の目は隠れてるのか。状況説明感に乏しく最初からそれは最低限のおざなりで、もっと別のところに関心があるのではないか?そう感じさせる。そしてそうだ。漫画を破壊している。 漫画を外