自宅に帰って湯船につかりながらノホホンと感想を書きとめようかな、という感じのヌル〜いライヴ・レポート。今回は、クリヤ・マコト・トリオがアコースティックなのにウェザー・リポートへ挑戦したステージ。 ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ アコースティックを標榜していたにもかかわらず、なんという音数の多さだったのだろうか。 それは、ウェザー・リポートという希代のコンテンポラリー・ミュージックを素材に因数分解を試みたら、恐ろしいほどの数式と記号を羅列しなければ解へと到達し得ないと例えれば、近いかもしれないと感じられるだろうか。 そしてもうひとつ、銀座の中央通りを駅に向かって歩いているときにフッとボクの頭のなかに浮かんだのは、ウェザー・リポートの首謀者であるジョー・ザヴィヌルとクリヤ・マコトって、なんか似てるんじゃないか、ということ。 もちろんそれはサウンドとかジャズへの取り組みと