資格を取りたい、語学も勉強したい、トップの成績で会社から表彰されたい...。 目標を掲げ、それに邁進することはもちろんよいことですが、一度に多くのことを成し遂げようというのは、ちょっと虫のいい話かもしれません。 インディーズ音楽配信サービス会社「CD Baby」の創業者であるDerek Sivers氏は、「ビュリダンのロバ(Buridan's donkey)」を例に、このテーマについて、次のように述べています。 ビュリダンのロバは、干草の山と水が入ったバケツとの間に立ちつくし、干草か水かを選ぼうと、左右を何度も見ていた。結局、どちらかを選ぶことができず、空腹と水分不足で死んでしまった。 これはつまり、すべてを一度にやろうとすると、実際にはどれも前進しづらいということ。Sivers氏は、1年に掲げる目標は、1つか2つにすべきと説いています。また、どの目標からはじめればいいのかわからないときは