1/15に書き込んで、結局返信は来なかった。ごく普通の、しかもちょっと聞いてみたいことだったんだけど、残念。で、やり取りできなかった今、急に冷静になった自分に気がついた。これまでデビュー作から全ての村上春樹作品を読んできたが、つまりは自分が読むべき内容では無かったのかもしれない、もっと言えば「お前に対して書いたものではない」と諭された感じがする。読者との直接のコミュニケーションは作家にとって難しいものだと思う。行ったことを賞賛したいが、そもそも蚊帳の外に明示的に置かれた自分にとって、感想を言える立場にすら無い...心がちょっと弱い時は、そういったことも気になるのだろうか。でも、村上さんの「揺らいでいる自己と、象徴的な”徴”をファンタジーで包んだ物語」、他にはあまり無い文学なので評価は出来るけどね(何言ってるんだろう)。ツイートする