どうも「人」といういきものの中には「得体の知れないもの」に対して恐怖の念を抱く人が少なからずいるようだ。 魑魅魍魎なんていう言葉がある。 この漢字を「書いてみろ」と言われても全く書ける気がしないが、その字づらだけを見てもどこかしら身の毛のよだつようなうすら寒い印象を受けるのは僕だけではあるまい。「得体の知れないもの」というのはまさにそんな「身の毛のよだつ」ような恐怖心を想起されるものなのである。 関西ではもう5~6年前からメジャーになってきたキノコがある。 しかし関東ではその姿は全くと言っていいほど見ることが出来なかった。キノコ図鑑で有名なカメラマンがわざわざ関東からその発生情報を聞きつけて兵庫までCaravanに乗ってやって来た、、という話はそのキノコの「珍しさ」を語るには十分であろう。 わざわざ来るほどのモノなんや、、、 そう、たかがキノコの為に関東から車に乗って駆け付けるというのは一