「インターネットの接続料金が安くなる」と電話でうその勧誘を受け、応じるとパソコンを遠隔操作されて接続業者を変更されるトラブルが急増しているとして、国民生活センターが注意を呼びかけています。 国民生活センターによりますと、「インターネットの料金が今より安くなると言われ、接続業者を変更したが、実際には安くならなかった」というトラブルの相談が、ことしに入って急増しています。全国の消費生活センターには、こうした相談がことし4月から18日までに1664件寄せられ、前の年の同じ時期のおよそ5倍に増えています。 こうした接続業者の変更を促す電話は、大手電話会社を名乗る相手からかかり、それに応じると、パソコンを遠隔操作されて接続業者を変えられてしまうということです。 国民生活センターは、こうした勧誘を受けた際は即答せず、書類などで条件をよく確認し、不審な点がある場合は契約しないよう注意を呼びかけています。