シスコシステムズ合同会社は2014年10月2日、2015年に向けた経営戦略を発表した。日本で本格的なコンサルティング事業に参入するほか、日本のベンチャーに出資するなどIoT(Internet of Things)分野への投資を本格化させる。 また、ソフトウエアのライセンス料金では、会議システムなどを皮切りに利用に応じて支払う従量制や、逆にユーザー数によらず支払額が変わらない定額制など、顧客が支払いやすい新しい料金体系を導入する。一連の施策で、製品を提供するITベンダーから「ビジネス価値の創造につながるサービスやソリューションを提供する、ナンバーワンITカンパニーを目指す」(平井康文社長、写真)という方向性を打ち出した。 IoT分野では、米シスコシステムズ子会社の米シスコインベストメンツが最近組成した1億ドルのIoTファンドを活用し、国内ベンチャーのsmart-FOA(本社:東京都千代田区)
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