東京都心に珍しい動物が現れました。24日夜、東京メトロ東銀座駅でハクビシンとみられる動物が走り回り、その後、駅員によって捕獲されました。 この動物はジャコウネコ科のハクビシンとみられ、駅員が捕獲したあと、通報を受けて駆けつけた警察官に引き渡されました。 警視庁によりますと、駅員が手をかまれて軽いけがをしたということです。 仕事帰りに目撃したという30代の女性は「シュッとした顔つきで、鼻が長く白い線が入っていたので、ハクビシンだと思います。エスカレーターを上ったり下りたりしていて、駅員がエスカレーターを止めて捕獲しようとすると、駅の構内に入って逃げてしまいました。こんな場所に動物が現れて驚きました」と話していました。 ハクビシンはもともと中国や東南アジアなどで生息していましたが、日本各地でも確認されていて、捕獲されたものは警察官が東京郊外まで運んで山の中で放すということです。 ハクビシンは、