写真はイメージ建設時に11.6万人、開業後に年9.3万人の雇用が生まれる 大阪メトロ中央線は万博で延伸 本町、阿波座などとつながる 大阪湾に浮かぶ人工島・夢洲(ゆめしま、大阪市此花区)で2029年秋にも予定される、カジノなどからなる「統合型リゾート施設(IR)」開業が実現に向け動き始めている。 開業までには、大阪メトロ中央線などの鉄道路線が、大阪市の中心部から夢洲まで延伸される見込みだ。試算によると、IRの建設時に約11.6万人、運営時に年9.3万人の雇用が生み出される見通し。沿線では賃貸需要が増すとみられ、不動産投資戦略の選択肢として今から注目していきたい。 大阪府、大阪市などが昨年12月に発表した区域整備計画案によると、IRの初期投資額は1兆800億円、開業後に見込む年間の売上高は5200億円に上る。カジノのほか、ホテルや国際会議場、飲食施設などからなる一大エンターテインメント拠点とな