東京都内の空き家は約81万戸あり、高齢化の進展、人口・世帯数の減少が見込まれる中、今後、相続等による空き家の増加が懸念される。 このたび、東京都は、空き家の発生抑制や有効活用などを促進する観点から「東京空き家ガイドブック2019(令和元年10月発行)」を改訂し、最新の情報を盛り込んだ「東京空き家ガイドブック2022」を作成した。 同ガイドブックでは、空き家の具体的な相談・解決事例を多く取り上げ、紹介するとともに、空き家の他用途への活用事例などを新たに盛り込んでいる。 冊子やデータなど無料で入手できるので、ぜひ参考に。 1 「東京空き家ガイドブック2022」の構成 空き家の「問題点」を明らかにした上で、「適正管理」、「有効活用」、「発生抑制(予防)」の3つのテーマで、関連する制度や取組を紹介し、同テーマに対応した解決事例や相談先を併せて掲載。 〇 主な内容 (1)空き家放置の問題点 (2)空