6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/01/19(土) 11:11:31.25 ID:0OoaoOrH0 夏休みに自転車でどこまでいけるかと小旅行。計画も、地図も、お金も、何も持たずに。 国道をただひたすら進んでいた。途中大きな下り坂があって自転車はひとりでに進む。 ペダルを漕がなくても。何もしなくても。 ただ、ただ気持ちよかった。自分は今、世界一早いんじゃないかと思った。 子供心に凄く遠いところまできた事を知り、一同感動。滝のような汗と青空の下の笑顔。 しかし、帰り道が解からず途方に暮れる。不安になる。怖くなる。いらいらする。 当然けんかになっちゃった。泣いてね~よ。と全員赤い鼻して、目を腫らして強がってこぼした涙。 交番で道を聞いて帰った頃にはもう晩御飯の時間も過ぎてるわ、親には叱られるは、 蚊には指されてるわ、自転車は汚れるわ。 で