局地的な豪雨で土砂災害の被害が相次いだ広島市の土砂災害で、新たに17人が行方不明になっていることが分かり、これで死亡が確認されたのは39人、行方不明は43人となりました。 警察や自衛隊などはおよそ900人の態勢で21日も夜を徹して天候や安全を確認しながら捜索を続けることにしています。 広島市の安佐南区と安佐北区では、土砂災害から一夜明けて家族の所在が分からないといった届け出などが寄せられ、警察や消防で確認を進めた結果、新たに17人が行方不明になっていることが分かり、これで死亡が確認されたのは39人、行方不明者は43人となりました。 警察や消防、それに自衛隊はおよそ2500人の態勢で行方不明者の捜索を行ってきました。 このうち、被害の大きかった安佐南区八木地区では、家族や近所の人が見守るなか、警察官およそ20人ががれきを取り除いたりチェーンソーで柱を切断したりして行方が分からない人を捜してい