認知症の疑いがある高齢者の4割が車を運転していることが国立長寿医療研究センター(愛知県大府市)の研究でわかった。年代別では免許の更新時に検査が必要ない65~74歳も半数近くいた。専門家は「75歳未満ドライバーの認知機能の低下に気づく仕組みづくりが必要」と指摘している。 同センター予防老年学研究部の島田裕之部長らのチームが調査した。 対象は愛知県大府市と名古屋市の65歳以上の男女約1万人。2011~13年に簡単な計算や日付、自分のいる地名などを質問して調べる認知機能障害の評価検査を実施したところ、30点満点中10~20点で認知症の疑いがある「中等度」と判定された人は292人で、このうち40・8%(119人)が車を運転していた。 「中等度」ドライバーのうち6… こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みい
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