東日本大震災：「性的少数者支援を」 ２４日に東京で集会 - 毎日ｊｐ(毎日新聞)被災地を訪れたレインボー・エイドのメンバー＝福島県いわき市で２０１１年３月２９日、ＪＡＰＡＮレインボー・エイド提供 東日本大震災で被災した同性愛者や性同一性障害者らセクシュアルマイノリティー（性的少数者）を支援しようと作られた団体「ＪＡＰＡＮレインボー・エイド」（東京都）は、被災地での活動を検証する作業を進めている。性的少数者であることを周囲に知られるのを恐れながら避難生活を送っている人も少なくないとみられ、「相談体制作り」が課題として浮上したという。２４日に都内で開かれる集会で、被災地の性的少数者支援について話し合う。 「銭湯に行こうか」。震災発生１４日目の３月２４日、宮城県多賀城市の女性（３５）は自宅に避難に来ていた親族から誘われたが断った。性同一性障害で女性用風呂に入ることに抵抗があった。実は、女性は結婚もしているが、心と体の性の不一致を夫にも話していない。 水道は１週間後に復旧した
