Flexには、大量のデータを様々な方法で表示するためのいくつかのコントロールが用意されています。Listコントロール、DataGrid、Treeをはじめ、チャートやAdvancedDataGridなどのビジュアリゼーションクラスがあります。デフォルトでは、Flexのリストコントロールは、与えられたデータをシンプルテキストで表示します。しかし、Flexの機能はこれだけではありません。リストコントロールでitemRendererを使えば、コンテンツをさまざまな方法でカスタマイズできます。Flexでは、itemRendererを使ってリストの各行(またはセル)の内容を完全に制御することにより、これまでよりはるかに魅力的でクリエイティブ、かつ有用なアプリケーションを作成できます。 このシリーズでは、Flex itemRendererと、その効果的で効率的な使用法について説明します。シリーズのパート