先週から東京に引っ越したんですが、東京すごいですね。おれの住んでる区だけで区立の図書館が10館もあります。街を歩けばそこら中に本屋とブックオフ*1があるし、電車ですぐに神保町にいける。おれの地元もそこそこ人口のある地方都市なんですが、全然比べ物にならない。まあ東京と比べるのもおこがましいか。 さてさて今日のアセモグル、「人的資本政策と所得分配:分析のフレームワークと先行研究の検討」です。短いのでパート3.7と3.8の両方を訳してます。これでパート3は終わりですね。 訳についての断り:早く訳すために、カナを多用しています。人名などの固有名詞については、有名なもの以外はアルファベットそのままとします。数学関連の表記について、特に添え字ですが、たとえばA{i,j}はiが上の、jが下の添え字です。A{j}はjが下の添え字で、A^{i}は上の添え字を意味します。 もし間違い、誤字脱字などがありました
この部分には、インラインフレームで中川村のロゴが表示されています。 ⇒ ここ ⇒ 村長からのメッセージ 》 トップ Navigation 「ベーシック・インカム」は妙案かも 『ベーシック・インカム』という本がたまたま目に付いて、読んでみた。おもしろかった。(副題「基本所得のある社会へ」 ゲッツ・W・ヴェルナー著 渡辺一男訳 小沢修司解題 現代書館) 今、中川村の農業は、日本中の農山村の例に漏れず、大変厳しい状況だ。高齢化、担い手不足、手が廻らなくなって荒廃農地が徐々に増え、サル・イノシシ・シカの害がひどくなっている。業として農に取り組む専業農家は懸命に頑張っておられるが、数は少ない。志を高く掲げ若さで頑張る新規就農者は、末頼もしいけれど、さらに少ない。多くの農家は、商品作物をつくるというより、先祖代々の農地を自分の代で荒らすわけにはいかないという理由で、農作業・農地管理を続けておられるの
■定義 大まかには、「ベーシックインカムとは、個人ベースで、資力調査および就労要請なしに、すべての人に無条件であたえられる所得」(Basic Income Earth Network=BIENのHPより)とされますが、現代のベーシックインカム論壇では、従来の政策やプログラムに比して「無条件性」が強いように思えるものはほとんどが議論の対象となっています。むしろ、給付要件の緩和・制度上での個人主義化・市場優先といったいくつかの志向性こそがベーシックインカム論壇の通奏低音と言えるでしょう。 BIに関する議論を整理したものとしてこれまでのところもっとも包括的な見取り図を提供しているFitzpatrick 1999(Freedom and security : an introduction to the basic income debate, New York : St. Martin's Pr
―格差社会とベーシック・インカム― 小沢修司 【目次】 (下線のところをクリックしてください。各章の本文へリンクしています。) はじめに (第1回 06/09/15) 「接続可能な社会保障』の条件 (第2回 06/11/07) ベーシック・インカムの「接続可能性』 (第3回 07/03/23) (トップページへ)
2005年09月28日 ベーシックインカムは、マルキシズムの亡霊 (4) テーマ:政治について(20043) カテゴリ:カテゴリ未分類 ベーシックインカムとは、「収入の多い人」から収入を奪い、「収入の少ない人」に渡して所得格差をなくそうというシステムです。 「収入の多い人」の収入を「収入の少ない人」に渡すことは、「収入の多い人」の財産権を直接に侵害することになる。 ベーシックインカムにより収入を奪われるということは、政府に税金を支払うのとは意味が違います。 政府に税金を支払うのは、 ・政府の整備したインフラを使用している。 ・選挙制度により、税金の使い道に影響を与えることができる。 簡単に言えば、その国家の構成員であるからです。 税金を受け取った政府は、それを使って国家の安寧のために活動を行います。福祉制度などを設定するのも国家の安寧のために行っているのです。 国家の安寧は、「収入の多い人
「魚を取ってやるのではなく魚の取り方を教えるのだ」は最近みんなが大好きなたとえですが、実際に先進国が途上国に対してしたことは異なっていて、つまり「魚を直接取るよりも釣りざおをつくって魚と交換してもらえばよいじゃない」と吹き込んだのです。かくして魚が取れなくなって釣り人が魚を売らなくなったとき、可哀想な釣りざお職人は飢え死にしたのでした。 さて、問題はベーシック・インカムです。 http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50907051.html ぼくはこんな醜悪な記事を書く人に尻尾を振る人々が全く理解できないのですが、ともあれこれはある種の主張ではあるし、ベーシック・インカムという言葉に踊らされてうっかり賛同したくなる気持ちもわからないではありません。 ポイントは、またしても「選択の自由」です。 ベーシック・インカムが始まれば、当然それで飲んで打っ
「VOL」(以文社)という雑誌というか出版物の第二号に、「ベーシック・インカム」の特集が載っている。雨宮処凜女史の本を読んだからかもしれないが、神保町の本屋で、何となく目について、買ってきた。冒頭に対談が出ているのだが、山森亮さんという方の話が分かりやすく、大いに興味を持った。どうやら、フィリップ・ヴァン・パレイスという人が有名らしいので、ネットで、論文をダウンロードして、斜め読みしてみた。なかなか良さそうな考え方なので、ご紹介したい。 なにせ、三日前にはじめて知った概念なので、紹介に間違いがあるかもしれないし、幾つかのバージョンがあるかも知れないのだが、気に入ったところを中心に、大雑把に、説明する。詳しくは、各種の原典、或いは、コメントとして入るかも知れない識者のご教示(宜しく、お願いします!)を参考にして欲しい。 ベーシック・インカムとは、社会の構成員、全員に、個人単位で、暮らすに足る
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