無線LANでよく見かけるdBなる単位について dBとは 無線LANなどの高周波では、電力量をあらわす単位として一般的にdB(デシベル)が用いられます。 ここでいうdBとは、電力の入出力の比を常用対数で表した単位のことをいい、入力電流をPin、出力電流をPoutとすると、その電力比G(dB)は、 G=10log10(Pout/Pin) …… (1) となります。 dBという単位は、B(ベル)の1/10(d:デシ)ということです。dは、小学校の理科で出てくるdl(デシリットル)などのdです。(1)式では、対数なのでd(デシ)の分、10倍されています。 ちなみに、無線LANの技術屋さんは、dBを「デシベル」と読まずに「デービー」という人が多いと思います。どちらかというと、「デービー」の方が技術屋さんには一般的かも知れません。後述するdBmは「デービーエム」、dBiは「デービーアイ」などと呼ばれて