文化庁メディア芸術祭実行委員会(文化庁・国立新美術館・CG-ARTS協会)は4日、東京・京橋のCG-ARTS協会において、2007年度の受賞作品の発表および試写会を行なった。会場にはアニメーション部門で2度目の大賞受賞の快挙を成し遂げた原 恵一監督と、テレビドラマ「有閑倶楽部」の原作者としても知られ、マンガ部門優秀賞を受賞した一条ゆかり氏が出席し、挨拶に立った。 今回は、開始から節目の10年目となった2007年を終え、次の10年へのスタートに当たる「第11回文化庁メディア芸術祭」となる。毎年、年末に受賞作品を発表し、年明けに作品展覧会を行なっており、今回もアート/エンターテインメント/アニメーション/マンガの4部門に世界43の国と地域から応募があった2091作品(昨年は1808作品)から優秀な作品が選び出された。 以下が第11回文化庁メディア芸術祭各部門大賞の受賞作品だ。 アート部門/大賞