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書評に関するtonite1110のブックマーク (2)

  • 「ハーフリアル 虚実のあいだのビデオゲーム」書評

    「ビデオゲーム歴史は比較的短いが、ビデオゲーム研究の歴史はそれよりもはるかに短い。」イェスパー・ユールは書のなかでそう認めている。「ビデオゲーム研究には、短いながらも激動の歴史がある。〔…〕このは、なにかひとつの研究分野の伝統に安易に立脚するものではないが、かといって、無から生まれたものでもない。」 「ハーフリアル 虚実のあいだのビデオゲーム」は、ビデオゲームの研究書である“Half-Real : Video Games between Real Rules and Fictional Worlds”の邦訳として出版された。書の目的は、ビデオゲーム研究者としての立場から、ビデオゲームの構造を論じ、さまざまな問いを解きほぐすことにある。 研究書とはいえ、「Half-Life」をもじった愛嬌のあるタイトルや、平明な言葉づかいなどを見るに、ふつうの読者にも手に取って読まれることをかなり意

    「ハーフリアル 虚実のあいだのビデオゲーム」書評
  • コピーが経済を回す『パクリ経済』

    結論を一言にすると、「イミテーションはイノベーションを加速する」。 模倣が創造を促すといえばその通りだろう。だが、世間一般の通念は違う。音楽や映像、書籍や製薬などの業界を見る限り、著作権や特許権でコピー禁止の「常識」が形作られている。クリエイターの努力が簡単にコピーしていいのなら、誰もわざわざ新しいものを創ろうとしなくなり、最終的にはその産業が壊滅してしまうという懸念が背景にある。 書はこの「常識」に異議申し立てをするものだ。ファッション、アメフト、料理、金融、音楽といった分野に目を向け、コピーがイノベーションを促進しているだけでなく、成長の鍵となっている証拠を次々と指摘する。この事例が面白い。単なる反証ではなく、それぞれの歴史的経緯を踏まえながら、どのように折り合いをつけてきたかを解き明かす。 たとえばファッション。メジャーブランドが新作を発表すると、すぐさま模造品が出回るが、そうした

    コピーが経済を回す『パクリ経済』
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