去年秋の台風や低温の影響で高値が続いている野菜の価格について、農林水産省は、キャベツと白菜、それに大根は、来月いっぱい高値が続くという見通しを発表しました。 農林水産省は28日、来月の卸売価格の見通しを発表しました。それによりますと、キャベツと白菜は出荷量の少ない状態が続き、来月後半まで高値が続くとしています。大根も、今よりは価格が下がるものの来月後半まで高値が続くとしています。 高値が続いているこのほかの野菜は、主要な産地の出荷量が回復することに伴って、ほうれんそうとねぎは来月前半に、にんじんとレタスは来月後半に、それぞれ平年並みの価格に戻る見通しだとしています。 農林水産省は「ここ数か月低温が続き、出荷量の回復が遅れていて、高値の状態が長引きそうだ。特に白菜は、鍋料理の需要が一段落する春まで高値が続く可能性がある」と話しています。
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