この時期、多くの職場で行われるのが新入社員の歓迎会だ。学生同士の飲み会とは違う、「社会人」としての振る舞いが求められるだけに、新人にとっては少し緊張する場だろう。そんな彼らをさらに追い込むかのように、職場によっては先輩社員が新人に、お笑い芸人がやるような「一発芸」をするよう指示することがあるという。 元々ノリのいい性格の人なら適当にモノマネや歌を披露してしのげるかかも知れないが、そうでない人は「すべって白けたらどうしよう……」と気が気でないだろう。ネット上のQ&Aサイトにも「歓迎会で一発芸をするよう言われ泣きそうです」といった悩みが複数寄せられている。 「一発芸を披露することで、新人はより早く顔と名前を周囲に覚えてもらい、組織に馴染むことができる」という理屈もあるだろうが、こうした歓迎会での一発芸強要はパワーハラスメントに該当しないのだろうか。労働問題に詳しい古金千明弁護士に聞いた。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く