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写研に関するtonybinのブックマーク (2)

  • 亮月写植室*写研が動いた日・2

    ←前半へ戻る ●中村征宏氏の講演「ナール&ゴナ 発想と制作」 11時からは書体デザイナー・中村征宏氏による講演があった。 司会進行は杏橋氏。しばらくは杏橋氏による解説が続く。 ナールが発売されたのが1972年。それ以前の和文書体の状況について。 1924年に写真植字機が発明された。これから約50年間は、明朝体・ゴシック体・教科書体というような基的な書体しかなかった。 その当時、1964年に写研で初めて制作した書体見帳の実物を披露される。この頃は「写真植字機研究所」という名称だった。 写研初の書体見帳『写真植字』(1964年) 書体は当時の社会情勢を反映していて、横太明朝体はテレビ用として開発され、走査線を考慮して横画を太く設計されたものだった。石井丸ゴシック体は機械の銘板のために作られた。太教科書体はNHK教育テレビの開局に合わせ、テレビ放送用の教科書体ということで作られた。ミキイサ

  • 亮月写植室*写研が動いた日

    ●風の便りで 2011年初夏。写植機メーカー最大手だった「写研」が「第15回電子出版EXPO」に出展すると知った。 何事かと思った。数年展示会へ姿を見せなかった写研が出るのだから何かあるな、という期待を持ちながらも、この催しに行くかを決めないまま出展の当日を迎えた。 7月7日、開催初日。この展示会を見に行った人の報告や写真がネット上に数多く載せられていた。「写研、フォント開放の試み」。ブースに掲げられた石井社長のメッセージや InDesign 上で動作しているように見える写研の書体。様々な憶測や意見が飛び交っていた。 居ても立ってもいられなくなった。歴史的(かも知れない)発表をこの目で見たい。詳しく知りたい。写研ブースに行った知人からのレポートのメールがその気持ちに火を着けた。 ●いや、意地でも行くしかない (※以下、「亮月だより」2011年7月9日付の記事を再構成・大幅に追補して掲載して

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