[東京 18日 ロイター] 凸版印刷7911.Tは18日、東日本大震災の影響を受けた仙台工場で、商業印刷など情報ネットワーク系の生産ラインが通常操業に復旧したと発表した。 主に北関東や東北圏向けのチラシやカタログの商業印刷を手掛けている。また、段ボールなど運送用資材を扱うトッパンコンテナー宮城工場も通常操業に復旧した。 仙台工場の生活環境系の生産ラインでは、チョコレートの外箱などに使われる紙を使った包装資材も再開。一方で、お菓子や納豆などに使う食品包装用フィルム印刷は再開には至っておらず、他の生産拠点を活用した代替生産の実施と早期稼動を目指し、復旧活動を進めている。 たばこ関連の包装資材の印刷を行うトッパンプロスプリント水戸工場は復旧作業中で、一部の生産品は周辺の生産拠点を活用した代替生産を開始しているという。
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