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ブックマーク / works014.hatenablog.com (16)

  • InDesign上での対談形式などの組み方と注意点 - なんでやねんDTP・新館

    以下のような対談形式など1行目は行頭から組み、2行目以降をある一定の位置から流し込むようなテキストを組む場合、大きく2種類の処理方法がありますね。 ひとつは、発言者名の後を全角スペース(和字間隔)で1文字アケ、後続行もその文頭に揃えて流す処理方法と、 もうひとつは、発言者名の後を同様に全角スペースで1文字アケ、後続行はそのアキの部分から流す処理方法。 ※発言の部分だけを眺めれば、一般的な段落先頭1字アキと同様な見映えとなりますので、私的には好みです 上の例のように単純な場合は(突き出し)インデントの設定だけで完結しますが、テキストの内容や文字の並びによってはそんなに単純ではありません。 順に見ていきましょう。 まず、ひとつめ… このような場合、発言の文頭を揃えるのは比較的簡単です。 揃えたい部分に「ここまでインデント」を挿入すれば解決します。 ※「ここまでインデント」までの文字間は、文字組

    InDesign上での対談形式などの組み方と注意点 - なんでやねんDTP・新館
    tonybin
    tonybin 2019/06/12
  • 「ベタ組(み)」アンケート結果 - なんでやねんDTP・新館

    ひとつ前の記事で実施したアンケートの結果を公開します。 2014年03月28日現在、282 382名の方がお答えくださいました(私も答えましたが…)。 アンケート内容は以下の通りです(別画面に開きます)。 スタート画面 / 1問目 / 2問目 / 3問目 / 4問目 / 5問目 / 6問目 / 7問目 アンケートの結果は以下の通りです(記入項目である5問目と7問目は割愛)。 ※回答を分析すべきかとも考えましたが…全回答のエクセルファイルを共有します。 → beta-report_20140328.xls ●1問目(三者択一) 54%の方が(B)を選択し、(A)の36%を加えると90%に達します 下の2問目(A)・3問目(B)・4問目(C)と同じ組み方を仮想ボディを表示せずに選択肢としました - ●2問目 - ●3問目 - ●4問目 77%の方が「ベタ組ではない」と認識されています - ●6

  • ちょっとお知らせです… - なんでやねんDTP・新館

    先日(2013.09.27)発売された雑誌 「+DESIGNING vol.34」(2013年11月号)に記事を書かせていただくと共に、特別付録『MORISAWA PASPORT 文組見帖』の和文組み見部分を担当させていただきました。 +DESIGNING (プラスデザイニング) 2013年 11月号 [雑誌] 出版社/メーカー: マイナビ発売日: 2013/09/27メディア: 雑誌この商品を含むブログ (6件) を見る 付録では、私の「文字組みアキ量設定」を使用して和文の組み見全ページを組み、最終的な集版というか入稿用のpdfの取りまとめも手伝わせていただきました(担当頁数が大きく関係していたと思います)。 使用した「文字組みアキ量設定」は、当ブログでも配布している「HW-Kt」(ベタ組み)と「HW-Ko改」(ツメ組み)。加えて特殊な設定が必要な書体用にはさらにカスタマイズを加

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  • 縦書き中のイタリック… - なんでやねんDTP・新館

    縦書きのイタリック問題(Web、電子書籍)というtogetterまとめに注目して欲しい。 ※加えて縦書きのイタリック問題とその周辺(補足編)も… 先日(5/18・19)上京した折に文字絡みのセミナー会場である方から外国人の方を紹介された。今、CSSを議論する中で「縦書き中のイタリックの問題」が浮上しており、「組版者の立場からの意見」を聞きたいというようなことで、ほんの少しの時間お話をさせていただいた。 その後の懇親会でも、上記のまとめに登場する方々を中心に話は盛り上がった……*1 帰阪後、私の考えをブログに纏めるつもりだったのだが、私の立場からは(縦組み中の欧文)イタリックの使用自体に疑問を呈することにしかならず、また、写植の斜体から説き起こす必要まで考えてしまい、纏めるのを断念した。 関連する、(私の中での)これまでの流れをtwitterを中心に纏めておく。*2 - [css][組版]…

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  • InDesignの文字ツメ用プラグイン【無料】 - なんでやねんDTP・新館

    昔、QuarkXPressという組版ソフトを使っていた頃は今のような(ツメ組み用の情報をフォント自体が持っている)OpenTypeFontの時代ではなく、文字ツメ用のエクステンションが必要だった。そんな時にお世話になっていたのがテラ組版システムという会社が開発した「イージーコンポ」というモノだった。 そこは勿論、Illustrator用にも文字ツメプラグインを開発しており、書体毎のツメテーブルを必要とする「カンヅメマウス」からファジーカーニング(だったか?)を謳い文句にした「モジシャンK」へと進化していた(これにもお世話になっていた) *1。 そのモジシャンがInDesignのプラグインとなっているらしいことは小耳に挟んではいたが、(OpenTypeFontが主流となり)特に気にもかけなかった。 ところが、ひょんなことからtwitter上で話題にあがり、検索してみると「モジシャンX」という

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  • Illustrator上のアポストロフィーについて簡単に…… - なんでやねんDTP・新館

    Illustrator上のアポストロフィーの挙動について、簡単に説明した動画を作成した(後ろの方でInDesign上でのことにもほんの少しだけ触れている)。 もっと詳しく知りたい方は、以下の各リンク先をよく読んでいただければ、より理解は深まると思う(いずれもid:NAOIさんのページ)。 InDesignにおける引用符の謎の挙動についての文字コード的なまとめ ●引用符が全角かプロポーショナルかは、フォントによって異なる。Adobe-Japan1-5以降のCMapを採用しているフォントなら(レパートリはAdobe-Japan1-5でなくても)プロポーショナル、そうでなければ全角である。 InDesignにおけるシングル引用符の縦組み ※[ ]内は引用者の補足 ●日語組版において調整文字コンマや調整文字アポストロフィを使いたいというケースはあまりないだろう。インプット・メソッドで「かっこ」な

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  • 「ベタ組み」について…少しだけ… - なんでやねんDTP・新館

    「ベタ組み」について少し考えるところがあるので、ここでおさらいの意味を込めて、簡単ではあるが、少しだけ説明しておきたい。 (作例は Illustrator CS4、InDesign でも考え方は同じ) ↓一般に和文書体は正方形を基準にデザインされており、この正方形を仮想ボディと呼ぶ。 四種類の書体を掲げたが、それぞれの文字は(漢字でも)仮想ボディよりもやや内側に生成されるのが普通である もちろん、最下段に掲げたように、字間ベタの状態で繫がる必要のある罫線素片などは仮想ボディいっぱいにデザインされている*1 簡単な話、「ベタ組み」とは、(上のように)この仮想ボディの正方形を隙間無く並べて文字を組むことをいう(字間ベタ=アキなし…といってもツメ組みの意味ではない)。 ↓但し、句読点類や括弧類・中点類などの約物はその文字幅を半角分(二分)とし、それぞれ前あるいは後ろに半角分(二分 ※中点類は前後

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  • 表組みの割り付け計算の胆 - なんでやねんDTP・新館

    以前から気になっていた、表組みの割り付け計算で見落としがちな点を解説しておきたい。 まず、以下のような表組みを作った。 仮想ボディいっぱいある罫線素片罫線素片「┼」(U+253C)を20Qで、ベタ丸「●」(U+25CF)を10Qで入れ、中の罫線は2mmと0.2mmとしてある(周囲は罫なし)。 セル内の余白はすべて「0mm」としてあるので、各セルの左右幅(あるいは天地高さ)は、以下のように それぞれ、「左(上)の罫の1/2+文字列長(あるいは行方向高さ※この場合は文字サイズと同じ)+右(下)の罫の1/2の合計」となるのは簡単に理解できるだろう。 作例では天地は自動計算されているが、一番上の画像にある通り天地・左右共に17.2mmとなる*1。 - ここで、セル内に少なくとも1mmの余白が必要だとして、余白を1mmと設定した場合、(天地は自動計算するとしても)当然左右がオーバーするので以下のよう

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  • InDesignの文字組みアキ量設定の4大バグ - なんでやねんDTP・新館

    いま現在の時点で、私が把握しているInDesignの文字組みアキ量設定のバグと考える挙動について、とにかく修正して欲しいと考えている重要な4点を再度掲載し、Adobeさんの早期の解決を期待したい(すべて不具合レポートは提出済み)。 ここでは文字で表現するにとどめるが、それらの挙動の詳細な検証については、当ブログ内へのリンクを掲げておくので、ご参照いただきたい(説明が下手で理解に苦しむかも知れないが……)。 ●禁則処理絡みの問題_その1 行末禁則処理において、文字組アキ量設定における約物類の【対:行末】に関する設定の内容に関わらず、対:行末ではなく、【次の文字との最小値】を参照してしまうというバグ 「ぶら下がりあり」の場合、句読点についてはこの問題は解消されるが、括弧類に関してはやはり問題は残る 「追い出し優先」の場合は無関係 デフォルトでは、例えば句読点などの(行中の)対:仮名や対:その他

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  • 写植のセンター・センター方式 - なんでやねんDTP・新館

    「写植の時代」展が無事終了した。 ご参加いただいた方々、ありがとうございました。 会場では、今でも動くモリサワの手動写植機MC-6型を展示し、適時、構造などを解説したりもさせていただいた。 この体は昨年末で廃棄される運命にあったモノを奇跡的に発見(?)し、無理をお願いして譲り受け、展示会当日まで保管していただき、当日に搬入・設置した。大切に使っておられたヤマハラ(大阪・豊中)さんに感謝!。 会場には暗室も設置し、その印字体験も実施したのだが、(DTPと大いに異なり)とまどいが多かったであろう部分について、少々記しておく。 モリサワのMC-6型は各Q数のレンズをセンター・センターで合わせてある方式のため、同じ位置で印字すると下図:左端のように天地・左右ともセンターが一致することになる。 そのため、例えば異Q数混植の横組で下揃えにしたい場合は、基準にする文字サイズとの差の1/2分を天地に振っ

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    tonybin
    tonybin 2012/02/27
    勉強になる。
  • 異級数混植のフレーム先頭行を制御する - なんでやねんDTP・新館

    ごく一般的な段落内文字サイズが一定の場合とくに困る事はないが、異級数混植の場合で、フレームの先頭にその異級数部分が来ると困ったことになる。 その簡単な解決方法が判ったので報告しておく。 ●フレームグリッドの場合 ※グリッド揃え・文字揃えとも同様の設定 たとえば、16Q/行送り28Hの場合で、普通の一定サイズの文字列ならなんら問題はない…… ところが欧文部分を24Qに変更すると…… このような場合、従来は先頭行を1行取りとして解決していた。 だが、テキストフレーム設定のこの部分、デフォルトの設定を…… 右のように設定を「固定」に変更するだけ(数値は「0mm」ママ)で…… すんなりと解決できる。 フレームグリッドの持つベースライン(揃えの基準線)に固定するということだろうと推測する 欧文ベースラインはフレームグリッド設定の書体に依存する(一般的には仮想ボディの下端から-120/1000) これ

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  • 約物全角ドリの「文字組みアキ量設定」例 - なんでやねんDTP・新館

    InDesignにデフォルトで用意されている「文字組みアキ量設定」は、ほとんどの場合に行中の約物部分の「最小値」は「0%」とされており、「なにがなんでも全角送り」を実現するにはかなり手を加えなければならない。 twitter上の発言で、そのような設定に苦労しておられる旨を知り、お節介ながら作成してみたところ少しはお役に立てたようなので、ここにも公開しておく(公開にあたり新たに作成した)。 ※末尾に設定済みのダウンロード用zipファイル有り ●約物全角ガチガチの設定例 まず、デフォルトの「(行末受け)約物全角」を元に基設定で以下のようにざっと変更。 「連続する約物」部分は「100%固定」としたいが、その設定項目は残念ながらないのでとりあえず「50%固定」 「段落字下げ」部分はとりあえずこのママでOK(必要ならココだけ変更すれば大丈夫) その後、「詳細設定」で約物部分をすべて確認・変更してい

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  • 私の「文字組みアキ量設定」_1109版_04 - なんでやねんDTP・新館

    これまで基設定を暫定的に変更し、約物の扱いを詳細設定で確認・変更してきた。 で、最後に残した和欧文間の設定だが…… 私の場合は縦組みが多いので以下の様な設定を基としている。あまり一般的ではないかもしれないと懸念するが、変更する際の参考程度にはなるだろう。 和文と欧字(アルファベット)の間隔 12.5% 和文と欧数字の間隔 0% 元としたデフォルトの「行末受け約物全角/半角」の設定は以下のようになっていた…… 最初の段階で、和欧文間隔にも基設定パネルで変更を加えたが、その後(和欧文間隔に関しては)特に変更を加えていないので、現状は以下の状態。 【暫定的な基設定その2】 ここから、詳細設定パネルで追加して変更すべき部分(基設定では設定出来ない部分)などを確認・変更していくことになるが、コツをさえわかれば比較的簡単なハズ。 【和欧文間隔の詳細設定の確認・変更】 1. 「前の文字クラス/

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  • 行送り値の計算・指定 - なんでやねんDTP・新館

    InDesignでは以下で示すように4種類の「行送りの基準位置」が用意されており、Illustratorでも「日語基準の行送り」あるいは「欧文基準の行送り」が設定できる。 一般的にどういう指定方法が採用されているか知らないが…… 下の例に挙げたような段落毎に文字サイズが異なる場合は、「行送りの基準位置」の設定によって行送りの値が異なるのは当然のこと。 だからこそ、行送り値とともに行送りの基準位置も指定しなければ意味がない。 もしそれができないのであれば、潔く行間のアキを指定して実作業者に任せるしかない。 以下にその計算方法を例示しておく。 (なお、画像はいずれも行間アキなし=ベタの状態) ●行送りの基準位置=仮想ボディの上(Illustratorでは「日語基準の行送り」) 当該行の(最大)文字サイズに次行との間に必要なアキをプラスした値が行送り値となる ※これだけ次行との間 - ●行送

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  • Illustratorの文字組みアキ量設定の優先度 - なんでやねんDTP・新館

    ちょっと調べることがあってIllustratorの文字組みアキ量設定を触っていて気付いたことを……。 ※環境は Mac OSX上のIllustrator CS4 まず、Illustratorでは手を加えることの許されない行長調整の優先度を簡単に調べた。 文字組みアキ量設定はデフォルトで用意されている「行末約物半角」を使用し、禁則調整方式は「追い込み優先」 1行目はベタの状態 2行目以降は行末に読点を追加し半角分のツメが必要な状況をつくり、約物を変更…… この結果から、ツメル場合の優先度は 中点類>読点類>括弧類>句点類 の順であると判断できる。 次に、以下のように半角分の延ばし処理が必要な状況を作成した。 現状は頭揃えの状態 文字組みアキ量設定はデフォルトで用意されている「約物半角」 但し「約物半角」でも何故か中点類は半角とはならない(5行目) それを頭末揃え(ジャスティファイ)に変更する

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  • 「行取り」及び「段落行取り」と「行送りの基準位置」 - なんでやねんDTP・新館

    twitter上での呟きにはじまって、色々な方とのやりとりで気付いたことだが、フレームグリッドつながりで記しておく。 (Mac OS X 10.5.8上のCS3及びCS4で確認) 結論から言ってしまうと、 「行取りや段落行取りを使用する段落の行送りの基準位置は仮想ボディの中央以外に設定すべし」 ということになる。 13Q/行送り22Hのフレームグリッドに以下のような文字組みを作成した(文行送りは自動の13H)。 ※小見出し部分は3行取りの16Q(複数行の場合は行送り20H)。 私の場合はこれが思うような挙動にならず、twitter上で“正直に告白すると「段落行取り」が今ひとつよく判つていない私”と呟いたのだった。 それに応えて、何人かの方は「問題なく出来ている」と仰っていたのだが…… その1・その2 で、なんでやろ? と色々組み合わせを試した結果、「行送りの基準位置」が「仮想ボディの上(

    「行取り」及び「段落行取り」と「行送りの基準位置」 - なんでやねんDTP・新館
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