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ブックマーク / han.org (3)

  • フィフィさんのツイートに学ぶ移民社会(2) - Whoso is not expressly included

    第1回の記事では、保守的な移民一世がその社会にすでに定着しているマイノリティに対して排外主義的な暴言を投げかける現象を紹介しました。 しかし、保守的な人物であっても、かならずしも排外主義的な暴言を発するとはかぎりません。各種の社会調査によると、政治的に保守的であることと、異文化集団に排外主義的な態度を持つことの間には、小さくない相関関係はあります。しかし、両者をイコールで結べるほど高い関連ではないのです。 わかりやすい例を出すと、排外主義的な保守系政治家はめずらしくありませんが、逆に、外国籍住民への差別解消に尽力している保守系の政治家も少なくはありませんね。保守と排外主義は、基的に別の次元の問題なのです。欧州では、反排外主義こそが保守流とみなされることも少なくありません。

  • フィフィさんのツイートに学ぶ移民社会(1.5) - Whoso is not expressly included

    題に入る前に、素材となるフィフィさんのツイートを整理しておきましょう。というのも、フィフィさんは関連のツイートをほとんど削除してしまっていますので、簡単にはアクセスできない状況になっているためです。 稿では、favstar.fmに載ったツイート、すなわち、リツイートされたりお気に入りに入れられたりしたことによって、《たとえ削除されたとしても公共性が生じたツイート》を題材として扱っていきます。

  • フィフィさんのツイートに学ぶ移民社会(1) - Whoso is not expressly included

    で議論される「移民論」というと、受け入れ態勢の改善に触れないままの安易な受け入れ論であったり、一人でも受け入れると社会秩序が崩壊するといわんばかりの閉鎖論であったり、どうにもリアリティに欠ける極論が少なくありません。おそらく、《移民》に対する具体的なイメージが乏しく、渡日後にどのようなことが発生するかについての理解を伴っていないことが理由の一つなのでしょう。 そこで、実際に日で暮らしている移民のリアルな語りから、移民社会の現実(の一端)を学んでみたいというのが今回からの記事の目的です。題材としては、いまネットで話題(次の3のニュース参照)の移民タレント、フィフィさんのツイートをお借りしたいと思います。

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